文芸・ライトノベル

あの子が好きだ。優しくて気立てがよくて、それでいて芯が強くて頼りになる。このまま距離を縮めていけば、俺は幸せを手に入れるはずだ。……でも。どうしてあの時。俺はアイツの手を取ってしまったんだろう。アイツから1通のメッセージ。この間痴漢を撃退し...

私は一人暮らしを謳歌している。起きる時間も家事も寝る時間も自由。歌を歌おうが独り言を延々と呟こうが（私は小さい頃からこういう一人遊びが大好き）、自由なのである。不満のかけらもない。そしてたまに押し寄せる寂しさにもバッチリ対策している。どうや...

「妹ヒロインはナシだろ」と言う人が沢山いる。現実の妹なんてウザいしワガママだしすぐ怒るし。それがヒロイン？ハッ（鼻で笑う）、という人が割といる。それに対して私は……「妹ヒロイン、普通に大アリでは？」と思っている。ナシ派の人は私を宇宙人を見る...

ごく偶に。ごくごく偶に。ごくごくごくごく偶に。ハーレム作ってヒャッハーしてぇぇぇ！！！と思うのである。現実（少なくとも現代の日本）では（一般的に）許されないけれども。脳が勝手に絵を描いている時があるのだ。そう、あくまで脳が勝手にやっているこ...

俺は最強。俺は力を隠しているだけ。俺は自分の力に気付いていないだけ。とにかく。お前らとは違うんだよ。あ゛あ゛～～スカッとするぅぅ～～。世の中はそんなに都合良くできていない。私もあなたも最強ではないし、隠しているチート能力もないし、世界を滅ぼ...

スローライフとは一体何か。のんびり地面を耕し、作物を育てる生活？それは全く「スロー」じゃない。某農業系アイドルの番組を見たら分かる。大金を手に入れて、ひたすらベッドの上でゴロゴロする生活？それはスローライフと言えなくもないが、理想の生活なの...

私はクタクタだった。原案を作り、上司に説明し、ボコボコに辛辣な意見を叩きつけられる。そんな毎日。でも本は読みたい。だけどただでさえストレスMAXな今、ストレスが増えるような物語はNo, thank youである。では何を読むか。……これだ。...

別に興味がある訳では無かった。Kindle Unlimitedでいつものように検索をかけたら、偶々ある有名人のエッセイ本が引っかかったのだ。星評価もかなり高く、件数も数千にのぼっていた。そんなに良いものなのか。ただの人生の振り返り本ではない...