「Kindle Unlimitedを使おうかどうか迷っている」
「実際に使っている人がまとめた情報や感じたことを聞きたい」
という人に向けて、読める本・長所・よくある疑問等について解説する。
(Q&Aの形をとって解説していきます。長いので目次から興味のある項目に飛んでください。)
Kindle Unlimitedの登録はこちらから- Kindle Unlimitedとは何か
- Kindle Unlimitedの料金
- Kindle Unlimitedではどんなジャンルの本を何冊読めるのか
- Kindle Unlimitedのメリット・デメリット
- Kindle Unlimitedの始め時と言える7つのタイミングとその理由
- Kindle Unlimitedが読める端末
- Kindle Unlimitedは電波の届かない場所でも読めるのか
- Kindle Unlimitedは家族と共有できるのか
- Kindle Unlimitedは一度に何冊まで借りられるのか
- Kindle Unlimitedの登録方法
- Kindle Unlimitedはすぐに解約できるのか
- Kindle Unlimitedの料金支払い方法
- Kindle UnlimitedはAmazonプライム会員だと割引になるのか
- Kindle Unlimitedは本の検索がしづらいのか
- Kindle Unlimited対象の本は質が低いのか
- Kindle Unlimitedによく入っている個人出版の本は質が低いのか
- Kindle Unlimited対象の本は入れ替わるのか
- 【おわりに】時間の取れそうな1ヶ月を見計らって無料体験してみるのが◎
Kindle Unlimitedとは何か
Kindle Unlimitedとは、Amazonが提供する電子書籍(Kindle本)の読み放題サービスである。
Kindle Unlimitedの料金
・初回登録時は30日間無料
・不定期に2カ月or3カ月99円の特別プランを実施
・最近3カ月無料キャンペーンも実施(2024/6/25~2024/7/17)
・Kindle端末/Fireタブレットを買うと3カ月無料
980円は読み放題サービスの中では決して安いとは言えない。
だが読める本の種類・量が圧倒的なのである。
ちなみに、私はブログ開始から7カ月で346冊読んでおり、ざっくり計算してみたところ約33万円浮いていた。3カ月暮らせるやん。
Kindle Unlimitedの登録はこちらからKindle Unlimitedではどんなジャンルの本を何冊読めるのか
読み放題冊数 | 約200万冊 (うち和書は10万冊以上) |
主な読み放題ジャンル | ・小説、文芸 (約2万冊) ・ビジネス、経済 (約5万冊) ・ライトノベル (約2万冊) ・漫画 (約5万冊) |
そんなに読めるわけないだろと思うくらい多い。
ここで読める本を私は随時紹介している訳だが、多分一生かかっても砂粒程度の量しか紹介できないだろう。
私が本を読めなくなるくらいヨボヨボのおじいちゃんになったら、誰かこの活動を引き継いでくれないか。
以下のページでは、私が読んだ中で面白いと思った本を随時紹介している↓
Kindle Unlimitedの登録はこちらからKindle Unlimitedのメリット・デメリット
①月に2冊以上読書すれば元が取れる
②様々なジャンルの本が読める
③読みたい本が決まっていない時に適当に手に取れる
④SNS依存から抜け出すのに結構使える
⑤外出先での待ち時間が潰せる
⑥何度も本を読み返したい時に便利
⑦サブスクが苦手な人でも管理しやすい
⑧ブログ運営に必要な知識や文章力をコスパ良く身に付けられる
⑨一人暮らしで趣味が無い人との相性が良い
①新刊は基本的に読めない
②特定の1つのジャンル(漫画、ラノベ)のみ読みたい人にとっては物足りない
③紙の書籍で読みたいと強く思っている人には向かない
Kindle Unlimitedのメリット
①月に2冊以上読書すれば元が取れる
Kindle Unlimitedは月額980円のサービス。
書籍1冊の値段は600円~1,500円くらい。
つまり、少なくとも2冊読めば元が取れるということ。
しかしこの「月2冊」のハードルは超えられるのか……?
結論から言えば、
「1冊ハマる本を見つけたら、月2冊など軽く超えるものである」
と考えている。
ハマる1冊を見つけるまでに手間がかかることは否定しないが、見つけてしまえばこっちのもの。
燻っていたあなたの読書熱が再燃し、あっという間に読書沼にズブズブ……
このことから考えると、月額980円は決して高い金額ではないと思う。
それから次の4点も地味ながらハードルを下げる働きをしてくれる。
②スマホですぐに本のダウンロードが出来る
③Kindle Unlimitedにおすすめの本が表示される
④100ページ程度の文章が短い本がある
①…本屋を往復するための交通費が浮く、時間が省ける
②…手間が省ける
③…自然と読む冊数が増える
④…軽く読めるため、結局読む冊数が増える
特に③と④!
③はYouTubeのおすすめ欄のように的確にこちらのツボを突いてくる(怖い)。
私は気が付いたら手を出している(ハッ!……あ、読み放題だから別にいいかってなる。)。
④は基本的に「Kindle出版」という、個人で出版されている本のことだが……
これがまた良い!
ページ数が少ないことに加えて、
- 普通の本より自由で尖った内容が多い(出版社の制約を受けないため)
- 普通の本には載っていない細かい情報が多い(個人のリアルな体験・経験談が多いため)
という持ち味がある。
面白い本はとことん面白いし勉強になる。
この金の卵的な本を探すのもKindle Unlimitedの楽しい部分。
以上の点から、月980円は決して高くない!と感じている。
初回登録なら30日間は無料である。
(期間終了後は月額980円。安っ!とはならないですが、読めるジャンル・冊数が圧倒的なので私は大して気にしていないです。)。↓↓↓
②様々なジャンルの本が読める
小説、ビジネス書、ライトノベル、漫画等、あらゆるジャンルの書籍が数千~数万冊揃っている。
同じ電子書籍読み放題サービスの中では随一のラインナップ。
私は超乱読家なのでタスカルゥゥゥゥ⤴⤴
しかしここで、
私は1ジャンルにしか興味ないから別にいいかな。
と思った人もいるであろう。
待ちたまえ。
現時点で1ジャンルにしか興味がなくても、興味の幅が広がることがあるのだ。
なぜかと言うと、前章でも述べたが、
「おすすめ欄に的確にツボを突いた本が表示される」から。
これによって、
- ビジネス本だけ好き→啓発本が少しずつおすすめに出てきて読む
- ラノベが好き→漫画が少しずつおすすめに出てきて読む
という状態になり、気が付いたら2つ目のジャンルに手を出すという現象が発生する。
怖い。だがそれでいい。
私の場合は、
卓球→他のスポーツ→コーチング→働き方→副業→ラノベ
という一見良く分からない変遷を辿っている。
しかしこれは、おすすめに従って読んだ結果である。
だからあなたも、気が付けば色んなジャンルに手を出す可能性が高い。
「今は1ジャンルにしか興味がないんだけど、うーん…」
と悩んでいるならば、一度体験してみる価値はアリマァス!
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③読みたい本が決まっていない時に適当に手に取れる
「何となく本を読んでみたくなったから、本屋に行ってみよう」
→「ぶらぶらして何冊か手に取ったけど、いい本がなかった」
という経験、どこかでしたことがあるだろう。
それはそれで面白かったりするのだが……まぁさておき。
Kindle Unlimitedを利用すれば、そもそも本屋へ足を運ぶ必要がない。
また新着本、ジャンル別おすすめ本などの情報をすぐに見ることができる。
すると、自分でも気づかなかった、自分に合っている本に出会える可能性が圧倒的に高くなるのだ。
初恋に落ちるが如く、見た瞬間に「これだ!」と感じる本にあなたは出会うはず(私は大体そんな感じ)。
「YouTubeのおすすめ欄に出てきた動画を気付けば何時間も見ていた」
という経験はないか?
本でも同じことが起きるのよ。
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④SNS依存から抜け出すのに結構使える
あなたは最近暇な時に何をしているか?
YouTubeやXなどのSNSを無限に眺め続けてやしないか?
はーい、ブログ始める前の私のことですね。
もちろんSNSを否定するわけではない。
面白い動画や文章がたくさんあり、ストレス解消になることは否定できない。
しかし何時間も見続けるのは貴重な人生の時間の浪費だと正直思う。
それはただ
「流れてきた情報を受け取る行為」
であり(しかも実際には受け取れてすらいない)、
自分から情報を掴みにいく訳じゃないから、何かを得ることはない。
だが、薄々あなたも気付いていると思うが、やめようと意識してもやめられないのがSNS。
そこで
「見るのをやめよう」
ではなく
「他に夢中になれるものを見つけよう」
という考え方に変えてはどうか。
夢中になれるものを見つけられれば、「我慢しよう」と必死にならなくても自然とSNS断ちできる。
私は読書によって散歩や筋トレ、文章を書くことなどが好きになった。
気が付いたらSNSに触れる時間は一日1時間程度になっていた。
あなたも読書で夢中になれるものを見つけて、SNSから適度に離れられると思うよ!
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⑤外出先での待ち時間が潰せる
私は家族の付き添いでよく大学病院へ行くのだが、
待ち時間がクッソ長い!!
のである。
他にも電車通勤の時間とか、家族の買い物を車内で待っている時間とか、動けないけど暇すぎて苦痛な時間って結構ある。
そんな時あなたはどうやって時間をつぶしている?
多くの人は「スマホで時間をつぶす」と答えるのではないだろうか。
では、スマホで何をして時間をつぶしている?
おそらく
- ネットサーフィン
- ゲーム
- 好きな画像を眺める
あたりではないか。
「うっ……刺さないでぇ」という声が聞こえる。すまぬ。耐えろ。
でも、駄目とは言わないが、上に挙げたものって本当に暇つぶしでしかないのよ。
これがもし読書に変わったら?
・ネットや動画では満たされない、心の奥底からの欲求を満たすことができる(小説など)
と、多くのものを得られる時間に変わるのだ。
ただの暇つぶしの時間から脱却してみないか?
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⑥何度も本を読み返したい時に便利
紙の本を読み返す時、特に内容を頭に入れたい時、
気になったページの端を折ったり付箋を貼ったり、マーカーを引いたりすることがあるだろう?
その結果、(言い方は悪いが)本が汚くなることがよくあると思う。
ちなみに私の高校時代の古文の教科書はカラフル。目がチカチカする。あと皺くちゃ。
一方kindle本では、本が綺麗な状態のまま、付箋を貼ったりマーカーを引くことができるのだッ!!
↑ドラッグで簡単にマーカーを引けます。楽ちん。
↑右上の旗のような部分をタップすると付箋がつきます。図解本や漫画において便利。
↑マーカーを引いたページ、付箋を付けたページはこのように一覧で見ることができます。当ブログやXで感想を書くときにめちゃくちゃ助かる。
このように、本を読み返したいという人にとってかなり便利な機能がついている。
私はこの機能でハイライトしたページ・箇所を読み返して本の紹介文を作っている。
というかこれがないと作れない。
だから私と同じように
「ブログで本の紹介をしている人」や
「Xで本の感想を書く人」
なんかにも相性が非常に良い機能である。
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⑦サブスクが苦手な人でも管理しやすい
「サブスクが苦手な人にサブスクが勧められるのか?」と戸惑う人が殆どだろう。
「お前は何を言っているんだ」と。
だが私はサブスクが苦手な人の中に、こんな人がいると思っている。
それは
「他人のサブスク失敗談を聞いて何となくサブスクに苦手意識を持っているが、使ってみると意外とちゃんと管理できる人」
である。
特に若くてインターネットに慣れている人ほど多いと私は考えている。
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⑧ブログ運営に必要な知識や文章力をコスパ良く身に付けられる
読書ブログだけでなく、あらゆるジャンルのブログを運営している人におすすめ。
理由は、
②知識が増えることにより、ブログのネタを思い付きやすくなるから
③ブログ運営方法や文章の書き方に関する知識も増えるから
である。
「でもメジャーな本はないんでしょ?」と思ったあなた。
確かに少ない。
ただ逆に、メジャーな本の穴を埋めるような細かい情報が書かれている本が沢山ある。
特に「体験記」系の本が良い。濃い。尖っている。好き。
そのため
「メジャーな本を1、2冊買って、後はKindle Unlimitedで読める本で補完する」
という方法で勉強することができる。
効率が良く、何より費用を大幅に抑えつつブログ運営のための知識を手に入れられる。
(ちなみに私はYouTube動画+Kindle Unlimited対象の本で勉強しているので、余計にお金がかかってません)。
ブログ運営者には強く勧められるサービスなのだ。
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⑨一人暮らしで趣味が無い人との相性が良い
一人暮らしで趣味が無い人は案外多いのではないか。
私も大学時代から一人暮らしだったのだが、これといって夢中になるような興味はなかった。
そのため、消去法で暇つぶしができるネットサーフィン、YouTube動画視聴、ゲームに興じていた。
「同じような生活を送っていた(今も送っている)」
とドキッとしたあなた。
ヘイ!とりあえず読書をしてみないかい?
読書をすると
②読み漁っているうちに趣味が見つかる
③読書そのものが楽しくなってくる
と言う感じで、結構良いことあるよ。
しかし「暇だから読書を始めよう!」
と思い立つ人って、なぜか本屋に行って新しい本をドカドカ買いがち。
それで「思ってたんと違う…」となって、すぐ読書をやめてしまう人を何人か見てきたんだよねぇ……
それだったら、
「月980円で適当に本を選んで」
「つまみ読みできるサービス」
を利用した方がメリット多いんじゃない?
と正直思っている今日この頃。
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Kindle Unlimitedのデメリット
①新刊は基本的に読めない
発売されたばかりの本を中心に読みたい、という方にとっては正直物足りないラインナップになる。
そりゃあ新刊をいきなり読み放題に放り込まれちゃ筆者はたまったもんじゃないよね。
ただ、
(Amazonレビューが悪い訳でもない)
・期間限定で人気作品が読み放題対象になることがある(最近は『恋は双子で割り切れない』というラノベが対象になり踊り狂った)
ということがあるため、完全に古い書籍しか読めないという訳では決してない。
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②特定の1つのジャンル(漫画、ラノベ)のみ読みたい人にとっては物足りない
漫画の読み放題については、
- コミックシーモア「シーモア読み放題フル」…約14万冊
- Kindle Unlimited…約5万冊
と、最大手とは大きな差があるため、ほぼ漫画しか読まないという方はコミックシーモアの方が満足できるだろう。
初回登録時7日間無料↓
コミックシーモア(読み放題)公式ページライトノベルの読み放題については、
-
BOOK☆WALKER読み放題 MAXコース…約2万冊
- Kindle Unlimited…約2万冊
と最大手が2つある状態だが、BOOK☆WALKERの方が若干幅広い年代のライトノベルを読むことができる気がする。若干よ?
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BOOK☆WALKER(読み放題)公式ページただメリットの章でも話したが、Kindle Unlimitedでは
「あなたにおすすめの本」
が自動的に出てくるので、気付かぬうちに他のジャンルの本を読んでいた、ということが普通にある。
「YouTubeのおすすめ動画を延々と観てしまう現象」と一緒。
そのため、「鋼の意志で1ジャンルだけ読む!」という人以外は体験してみる価値あり。
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③紙の書籍で読みたいと強く思っている人には向かない
「読書するならやっぱり紙の本でしょ」という方、沢山いらっしゃると思う。
電子書籍では味わえないものがあるからね。
私も紙の匂い、ページをめくる感触が大好きです。あと図書館の匂い好き。
だから、どうしても紙の本で読書したいという方にはKindle Unlimitedをおすすめしません。
ただ、電子書籍には圧倒的な「利便性」がアァァァルゥゥゥ↑↑(○ールポコ風に読んでみよう)。
本屋に行ってわざわざ好きな本を探す必要がない。
荷物になる本を何冊も持って出かける必要もない。
「どちらかと言えば紙派かな」くらいの方は、ぜひ一度電子書籍を試してみてください。
また近年は「電子書籍リーダー」というツールがありまして。
私自信使ってみて衝撃だったのだが、画面の見た目が見事に紙そのもの。
スリープ画面はもはや現像した写真。「薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)」かな♠。
詳細はこちらの記事で語っています↓
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Kindle Unlimitedの始め時と言える7つのタイミングとその理由
Kindle Unlimitedの始め時と言える7つのタイミング
①「SNS依存を止めたいッッ……!!」と切に願っている時
②「ネットサーフィンを止めたいッッ……!!」と切に願っている時
③「ネガティブな情報を遮断したい……」と疲れ切っている時
④「この人と仲良くなりたい……!」けど話題がない時
⑤「一人暮らしって暇だな……」と真実を悟り始めた時
⑥「仕事を退職したら私は何をすれば……?」と唸っている時
⑦「もうオタクをやめたい!」と思っているのにやめられない時
パッと思い付いたのはこのくらいである。
大体もう想像がつくだろうが、何故読書の始め時と言えるのか、理由を説明しよう。
Kindle Unlimitedの始め時と言える8つの理由
①読書するうちに新たな趣味が見つかるから
②新たな趣味に没頭すれば執着していたものから自然に離れられるから
③読書自体が好きになり、執着していたものから自然に離れられる可能性があるから
④目的無くメディアを観ることが無くなるから
⑤話題(の取っ掛かり)を沢山増やすことができるから
⑥虚無感や寂しさを埋められるから
⑦趣味の中では(上手く買い物をすれば)支出が少なく、始めやすいから
⑧無理に人と関わる必要が無くなるから
これもパッと思い付いたものを挙げてみた。
全員に共通するものもあれば、特定の人物に当てはまるものもある(殆ど後者です。)。
一つずつ掘り下げていこう。
①読書するうちに新たな趣味が見つかるから
これは全員に共通する理由である。実にシンプルで明快。
最初は何を読んでもいいのだ。
漫画、雑誌、写真集、図解本など……
文字が苦手ならば、文字が少ないものを選べばよいのである。
そして無理をして「次は小説を……」とか考える必要もない。
ひたすら興味のある漫画などを読み続ければ良いのだ。
ここからは少し感覚的、というか抽象的な話になる。
ぼんやりとした文章になるが、なるべく分かりやすく話すことを心掛ける。
先ほど言った通り、興味のある漫画などを読み続けていると、突然ある現象が起きる。
突然である。別に読書中じゃなくても起きる。
どういう現象かと言うと……
私の場合、頭の中で「カチッカチッカチッ」と、突然何かが嵌っていく音がするのだ(※イメージの話です。)。
そして最後に、ブワッと何かが広がる感覚に陥る。
その時私は、今まで全く理解できなかったことを、一瞬で完璧に理解するのだ。
つまり一言で言うと……
「閃き」である。
最近で言うと、2024年9月24日・火曜日(はっきり覚えている)。
私はノリノリで歌を歌っていた。一人。自分の部屋で。
そして歌っている最中、それは突然起きた。
カチッカチッカチッカチッカチッカチッ………ブワッッ!!(※イメージです)
そしてなぜか完璧に理解したのである。
「自分はどんな文章を面白いと感じるのか」を。
そこからは怒涛の勢いだった(「だった」というか今も止まっていない。)。
あんなに悩んでいたブログ執筆の手が止まらない。
答え(=自分が面白いと思う文章)が画面上に浮かんで見える。
出来すぎと思うかもしれないが、そうとしか言いようのない現象が、確かに起きたのである。
私はこの現象、つまり「閃き」は、好きな本を読み続けていると起きやすいと考えている。
自分自身がブログを始めて7カ月間、約300冊、好きな本だけ読んできたからである。
つまり。
漫画が好きなら、漫画を読み続け。
雑誌が好きなら、雑誌を読み続ければよいのである。
そうして「閃き」の瞬間を待つ。
確証はないが、いつかはやってくる。
そして「閃いた」瞬間。
今まで理解できなかったことを一瞬で理解し。
新たな「何か」が見えるのである。
その、見えた「何か」に従うこと。
これこそが、「新たな趣味」への第一歩になる。
そう私は思う。半ば確信している。
まぁ無理せず焦らず、好きな本をひたすら読んでみな!って話よ。
②新たな趣味に没頭すれば執着していたものから自然に離れられるから
これは特に
・SNS
・ネットサーフィン
・オタク活動
に執着している場合の話である。
前項で話した通り、好きな本を読み続けた時に生じる「閃き」が「新たな趣味」に繋がると私は考えている。
そして。
これもただの直感なのだが。
そうして生まれた「新たな趣味」は、意識して作った趣味よりハマりやすい。
根拠は皆無だが自信はある。
ハマりやすいということは、没頭しやすいということ。
今まで縋っていたSNSやインターネット、オタク活動など、もう意識の外なのである。
(※オタク活動自体は悪いものではないです。むしろ推しに貢献しています。今回はあくまで活動をやめたい人の話です。)
③読書自体が好きになり、執着していたものから自然に離れられる可能性があるから
これも前項と同様、
・SNS
・ネットサーフィン
・オタク活動
の話である。
ここまでずっと、「閃き」によって新たな趣味が生まれると話してきたが、別ルートもある。
好きな本を読み漁っているうちに、読書そのものが好きになるというルートである。
個人的には一番嬉しいルートである。大歓迎である。皆そうであれ。
読書に夢中になれば、前項と同様、SNS等々はとっくに意識の外である。
④目的無くメディアを観ることが無くなるから
これは特に「ネガティブな情報を遮断したい」時の話である。
ネガティブな情報を得てしまう時とはどういう時だろうか。
パッと思い付くことを挙げると、
・家事が終わって一段落し、テレビをつけた時
・仕事の休憩時間、昼食を食べ終わってスマホを見た時
・在宅ワークの合間にパソコンでニュース画面を開いた時
というところか。
この3つの共通点を考える。
1つ思い浮かぶ。
「隙間の時間に、目的なくメディアを観た時」である。
ここで重要なのは、「目的なく」という部分。
目的がないということは、観なくてもよいのだ。
つまり。
単純に「隙間」を埋めても、何の問題も起きない。
ではどうやって埋めるのか。
勿論、「読書」である。
何を読んだっていい。
「隙間」さえ埋められれば、目的無くメディアを観ることはほぼ無くなる。
するとネガティブな情報も、勝手に遮断されるのである。
⑤話題(の取っ掛かり)を沢山増やすことができるから
これは「この人と仲良くなりたい……!」という人物が存在するが、話題がないという場合の話。若いねぇ。
読書というものはシンプルにネタの宝庫である。
無数のジャンルの本が無数に転がっている。
あなたはそれを……まぁ10冊くらい拾えばよい。
10冊くらい読めば1つか2つくらいは話題の種ができるだろう。
ただし、タイトルに書いた通り、あくまで話題「の取っ掛かり」であることを忘れてはならない。
本で得た知識をベラベラと喋るだけの輩には誰も近寄ってこない。
「取っ掛かり」を使って、相手との「キャッチボール」を始めるのである。
分かったか若造。
30代独身一人暮らしのおじさんのアドバイスは以上だ。
⑥虚無感や寂しさを埋められるから
これは
・「一人暮らしは割と暇」という真相に気付いてしまった
・「退職してから私は何をすれば……」と悩んでいる
場合の話。
私は彼らにも読書を勧めたい。
理由は2つ。
1つはシンプルに「手軽だから」である。
電子書籍なら外出することなく買える。しかも買って即読める。楽ちん。
しかしそこで、
「アニメやゲーム(ソシャゲ)でも別に良いのでは?同じくらい手軽だし。」
という意見も出てくるだろう。
そこで2つ目の理由を述べる。
それは、
「読み終わった後も虚無感や寂しさを感じにくいから」
である。
また個人的な感覚の話をする。
アニメやゲームは視聴(プレイ)中は没頭しやすいが、終わった瞬間に急激に虚無感や寂しさが襲ってくると私は感じている。
画面が暗転した直後に自分の顔が映り、「何やってんだろ俺……」となるのだ。私はしょっちゅうなる。
一方読書は集中力がいるため、読むのは意外としんどかったりする。
しかしその反面。
読み終わった後も、感情が収まらないのだ。
感動。衝撃。慟哭。愉悦。
そんな感情が強く残り続け、虚無感や寂しさを感じる時間が減る。
読書にはそういう力があると、私は強く思っている。
⑦趣味の中では(上手く買い物をすれば)支出が少なく、始めやすいから
これはオタク活動をやめたい場合の話である。
そもそも何故オタク活動をやめたいのか?
理由の1つに「お金が吹き飛ぶから」があると思う。
グッズを買い、ライブに行き、スパチャを投げ……
そりゃあ吹き飛んで当然である。
それに比べれば読書の支出など微々たるもの。
さらに古本屋に行けば110円で買える本もたくさんある。
始めたまえ、読書を。
そして取り戻したまえ、あなたの金銭感覚を。
⑧無理に人と関わる必要が無くなるから
これもオタク活動をやめたい場合の話。
前項では「お金が吹き飛ぶ」ことについて話したが……
オタク活動をやめたいもう1つの理由に、
「人間関係が煩わしくなったから」
ということもあると思うのだ。私は。
相手が悪いわけではない。
かと言って自分が悪いわけではない。
単純に。
熱量が、合わないのである。
こればっかりはどうしようもない。
合わせようと思って合わせられるものではないし、無理に合わせる必要もない。
後ろめたさはあると思うが、ある程度距離を置いても良いと私は思う。
一人になったっていい。
だって、読書は一人でするものだから。
Kindle Unlimitedが読める端末
対応デバイス | ・PC ・スマートフォン ・タブレット ・Kindle端末 |
私は主にスマホとKindle端末(電子書籍リーダー)を使っている。
この2つだけでも、
・スマホ……絵が多い専門書(スポーツや家庭菜園等)、漫画
・電子書籍リーダー……絵の少ないビジネス書、啓発本、小説、ライトノベル等
と使い分けができる。
電子書籍リーダーは(体感)目が疲れにくいため、非常に重宝している。
電子書籍リーダーに興味があるならこちらの記事へ↓
Kindle Unlimitedの登録はこちらからKindle Unlimitedは電波の届かない場所でも読めるのか
事前にダウンロードしておけば、電波の届かない場所でも読める。
電車に長時間乗るとか、大学病院に付き添いで行くとか、
とにかくクッソ長い待ち時間があるなら、読みたい本を片っ端から家でダウンロードしておきなさい。
Kindle Unlimitedの登録はこちらからKindle Unlimitedは家族と共有できるのか
Kindle Unlimitedは1アカウントにつき6台まで共有可能であるため、家族でシェアすることができる。
この項目については、私が一人暮らしなのでこれ以上の情報を持たない。
家族みんなで読書……夢のような光景ダナァ……。
Kindle Unlimitedの登録はこちらからKindle Unlimitedは一度に何冊まで借りられるのか
Kindle Unlimitedは一度に20冊まで借りることが可能である。
これ、私はちょうどいい塩梅だと感じている。
10冊程度だと「え、もう上限なの?もっとストックしときたいんだけど(怒)」とクレーマーと化し、
30冊とかになると「多分読まないと思うけど一応、一応ね……」と積読読書家が誕生してしまう。
20冊がちょうどいいのである。
Kindle Unlimitedの登録はこちらからKindle Unlimitedの登録方法
下記の3ステップで登録を行う。
①Kindle Unlimitedの登録画面にアクセス
②無料プランorキャンペーンプランを選択
③支払い方法を選択
総合情報サイト「appllio」で実際の画面付きで分かりやすく解説している。
(中学生なら、下手したらネットに慣れている小学生なら理解できるレベルの分かりやすさである。)
Kindle Unlimitedの登録はこちらからKindle Unlimitedはすぐに解約できるのか
下記の3ステップで解約することができる。
①人型アイコンから「お客様の会員資格と定期購読」をタップ
②Kindle Unlimitedの設定から会員登録をキャンセル
③メンバーシップを終了して解約手続き完了
①アカウント&リスト→アカウントサービス→「お客様のKindle Unlimited」をクリック
②Kindle Unlimitedの会員登録をキャンセル
③メンバーシップを終了して退会手続き完了
登録方法と同様に、「appllio」で実際の画面付きで分かりやすく解説している。
(中学生、下手したら(以下略)。)
Kindle Unlimitedの登録はこちらからKindle Unlimitedの料金支払い方法
・クレジットカード
・デビットカード
・PayPay
・Paidy
・携帯決済
・Amazonギフトカード
私は買い物はクレジットカード派なので問題なく支払っている。
それにしても近年、支払い方法の種類増えすぎじゃない?
デビットカードって何??Paidyって何??
おじさんついていけないよぉ……怖いよぉ……(ガクブル)
Kindle Unlimitedの登録はこちらからKindle UnlimitedはAmazonプライム会員だと割引になるのか
Kindle UnlimitedとAmazonプライムはそれぞれ独立したサービスである為、割引はない。
私はAmazonプライムを利用したことがないため、想像になるが……
両方登録したとしても、
①プライムの部分で映像作品をひたすら鑑賞する。
②Kindle Unlimitedの部分でひたすら読書する。
のいずれかになるのではないだろうか。
つまり、両方に登録する意味はあまりないというのが私の見解である。
コッチニコイ……コッチニコイ……
Kindle Unlimitedの登録はこちらからKindle Unlimitedは本の検索がしづらいのか
半年使ってみた私の意見は以下の通り。
・検索対象が大まかにしか絞れないため、検索結果に目的から完全に外れた本が沢山出てくる。
・時々Kindle Unlimited対象外の本が検索結果に出てくるため、誤って購入しないよう気を付ける必要がある。
ただ、いずれにしても「ちょっと不便だな」と思う程度で、さほどストレスを感じたことはない。
読みたい本が決まっていない人、そもそも私のように乱読家タイプの人は大して気にしなくていいよ。正直。
Kindle Unlimitedの登録はこちらからKindle Unlimited対象の本は質が低いのか
私の意見は
「知名度が低い本が多いだけであって、質は対象外の本と変わらない」
である。
対象の本だろうが対象外の本だろうが結局Amazonレビューの星の数が多いほど面白い本が多いし、少ないほど「ハズレかな…」と思う本が多い。
その割合は大体70%くらいの確率で当たるのだが、Kindle Unlimited対象本だけでもそう変わらないと感じている。
Kindle Unlimitedの登録はこちらからKindle Unlimitedによく入っている個人出版の本は質が低いのか
誰だそんなこと言った奴。
ひっ捕らえろ!つまみ出せ!
どうせ1、2冊読んでたまたまハズレ本に出会っただけだろ。
感情的になってしまった。すまない。
確かにクオリティの高さにはめちゃくちゃ差がある。
パッとダウンロードして、チラッと読んでみて、10ページくらいでスッと返却した本もある。
しかし前項でお話しした通り、70%くらいは質の良い本なのである。
そ・れ・に。
個人出版の本には、一般の本には無い良さが2つある。
①出版社を通すことで生じる制約が一切ないため、一般の本では聞けない「ぶっちゃけた話」が聞ける。
②めっちゃ濃い、リアルな、純度100%の経験談が聞ける。
個人的な話だが、この2つはブログ記事を書くうえでかな~~~~り役に立っている。
「たかが一個人が書いた本なんて」って、舐めちゃいけないよ?
Kindle Unlimited対象の本は入れ替わるのか
・ラノベ・漫画の入れ替わりが激しい印象
・ダウンロード済みなら対象外になっても読める
悔しい。
入れ替わりがなければ、私の普段の記事でも「Kindle Unlimitedで永遠に読めますよ!」と声高に叫べるのに。
(入れ替わりがあることは全ての記事で注意書きしています。)
しかし去る本があれば来る本もある。
そして一度去った本も何冊かカムバァァッックしている。
多分継続してサービスを利用してもらう為にカムバァァッックさせているのだろう。
ずるい。おのれAmazon。
しかしこのことを差し引いてもメリットがありあまるため、私はKindle Unlimitedから抜け出すことができないのである……
(本当にメリットがデメリットの遥か上を行っていると感じているので、一度試して損はないと思いますよ。)
【おわりに】時間の取れそうな1ヶ月を見計らって無料体験してみるのが◎
料金の項目でも話したが、読んだ冊数は346冊で、お金の面で見ると約33万円浮いてる(ざっくり計算です。)。
私は現在(双極性障害を発症した関係で)無職なので極端な例だとは思うが、それでも月数冊読めば元が取れてしまうのだ。
読める本も、
・昔大ヒットした往年の名著
・個人出版の尖った主張や濃い体験が綴られた本
など、埋もれているだけの良作がたくさんあり、飽きることは一生ないだろう。
無料体験(30日間)もできるため、気軽に始めて良いと思う。
Kindle Unlimitedの登録はこちらから「沢山本を読んで知識や教養を身に付けたい」
「沢山小説やラノベを読んでストレス発散したい」
「特に目的はないけど暇潰しに使ってみたい」
など、理由は人それぞれだと思うし、それでいい。
本当に良いサービスなので、幅広く利用されるようになればいいなと思う。
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