学生時代、授業中に寝たことは殆どなかった。
当たり前のように起き、当たり前のようにノートを取る。
それが普通だと、なんとなく思い込んでいた。
でもある時、「授業中に寝たことは殆どないよ」と言った瞬間、
周りの皆が心底不思議そうな顔をして私を見た。
「あぁ、そうなんだ」と一気に色んなことに合点がいき。
読書が嫌いな人が多いということも、この時なんとなく悟った。
それからしばらく時が経ち、不思議な巡り合わせで私はブログを書き始めた。
そこで初めて知った。
「聴く読書」(=オーディオブック)の存在を。
早速試してみることにした。
色んなサービスがあったが、既に利用していたKindle Unlimitedに合わせ、
同じAmazonが提供する「Audible」に登録した。
30日の無料体験のち、費用は月1,500円。
正直ちと高い。
でもまぁ気に入らなければ無料期間中に止めればいいし。
期待40%くらいで利用を始めた。
結論から言うと、Audibleは期待をそこそこ超えるサービスだった。
まずナレーションのクオリティが高い。
多くの作品でプロの声優や声優経験のある俳優を起用し、言葉にならないくらい心地よい朗読を味わわせてくれる(※私は元々声優オタクです。)。
次に語学学習。
数は多くないが、通勤電車や車で手軽に学習できるオーディオブックが揃っている。
これを主目的としてAudibleを利用……とはならないかもしれないが、小説やビジネス書を聴くついでに学習するには持って来いだろう。
最後にASMR。
今やVtuberを中心として、YouTubeで無料で行ってくれる人が沢山いるのだが。
プロの声優によるシチュエーションボイス形式のASMRは基本的に有料コンテンツ(DLsite等での販売)である。というか有料であれ。
それがAudibleでは数十作品も収録されている。
大☆歓☆喜!!(※私は声優オタクでありASMRオタクです。)
こんな感じで。
魅力の種類自体は少ないかもしれないが。
一つ一つがデカいのである。
だから私は。
「読む読書」ができない(苦手)なあなたに、Audibleを布教しようと思う。
初回登録なら30日間無料(期間終了後は月額1,500円。
高っ!となるかもしれないが、刺さる作品がかなりあるので私は正直気にしていないです)。
↓↓↓
【本題の前に】これがAudibleの基本情報。
基本情報(2024年3月31日時点) | |
月額料金 | 1,500円 初回登録時は30日間無料 |
聴き放題冊数 | 約12万冊 |
主な聴き放題ジャンル | ・ビジネス (約2万冊) ・語学学習 (約5千冊) ・小説 (約5万冊) ・ライトノベル (約1万冊) |
端末の最大利用数 | 9台 |
対応デバイス | ・PC ・スマートフォン ・タブレット ・スマートスピーカー (Amazon Echo シリーズ) |
Audibleのメリット7つ・デメリット2つ
①月1冊以上オーディオブックを聴けば元が取れる
②本を読むと眠くなる人でも読書できる可能性がある
③視力が悪化した人、目に障害がある人でも読書を楽しめる
④散歩中に読書できる
⑤通勤時間や外出中の待ち時間が長い時に暇を潰せる
⑥パソコンやスマホの画面を長時間見る人が目を休ませられる
⑦プロ声優による朗読・シチュエーションボイスASMRが味わえる
①本で読む方が内容が頭に入る人には必要とまでは言い難い
②朗読なので自分のペースで本を読めない
Audibleのメリット
①月1冊以上オーディオブックを聴けば元が取れる
Audibleは月額1,500円で利用可能。
数字だけ見ればサブスクとしては高い方だろう。
が、そもそも通常のオーディオブックは一冊1,500円~3,000円くらいなので、
実質月1冊読むだけで元が取れる計算になる。
また聴き放題対象12万冊は他社と比べて圧倒的№1なので、単純に値段だけを比較することはできない。
ちなみに私は月に大体5冊くらい読んでいる。
特にライトノベルが好きなので、プロの声優さんの朗読で物語が味わえて大満足である。あぁ~もっと浴びてぇ~。
まぁとにかく、初めから
「誰でも始めてみたらハマるよ!」
とは言えないサービスではあるが、
「試してみたら意外とハマって余裕で元が取れちゃうかも?」
くらいには思う。
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②本を読むと眠くなる人でも読書できる可能性がある
読書が苦手という人は、本を読んでも内容が頭に入らず、何故か眠くなってしまうことが多いのではないか。
これはそもそも興味のない分野の本を読んでいる、という可能性もあるが。
興味があっても「文字を読む」という行為そのものがダメ、という人も沢山いる。
そして私は後者の人間に対してAudibleを勧めたい。
何故かと言うと、
「読むのは苦手だけど聴くと内容がスッと頭に入ってくる」
というタイプの人がいるからである。
頭に入ってくる理由は2つ考えられる。
②プロ声優の朗読は一般人の朗読とは段違いに聴きやすいから
①は最近の研究で証明されつつある説で、「聴覚優位」のタイプの人はオーディオブックが向いていると言われている。
専門的な話なので、詳細はこちらの記事で語っている。↓
②は単純に、声優オタクである私がビンビンに感じていることである。
皆、一度学生時代を思い出してほしい。
国語の先生に「やたら声が良い人」がいなかったか?
その先生の音読が心地よくて、記憶に残っていたりしないか?
残っているのであれば、プロ声優の朗読はその超超強化版だと思っていい。
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③視力が悪化した人、目に障害がある人でも読書を楽しめる
今度は「身体的な理由」で読書したくてもできない人の話をする。
例えば定年退職した読書好きの男性(妻子あり)。
65歳になる年の3月31日、晴れて退職。
忙しかった日々は終わりを告げ、子どもも成人・独立し、妻と共に自由な生活を送ることができる。
……そういえば最近、読書できてないな。
そう思い本屋へ向かう。あるいは電子書籍ストアのページを開く。
パラパラと冒頭のページを捲ってみる。
……読めない。
近視・乱視・老眼がかなり進み、眼鏡をかけてもハッキリとは文字が見えない。
せっかく読書できる時間が沢山作れたのに……
という人にAudibleを勧めたい。
もう一つ例を出す。
幼い頃母親が読み聞かせてくれた物語が好きな、新卒社会人の女性。
彼女は目に障害を持っていて、文字を殆ど読むことができない。
しかし自分で感じていることがある。
それは「私は物語が好きだ」ということ。
でも「目で読む」のは難しい。
何か方法はないか。
私は彼女にも、強くAudibleを勧めたい。
④散歩中に読書できる
散歩中は、体は動いているけど頭は暇な状態である。
だから、自然と考え事をするようになることが多い。
その時、
「今日は目覚めがよかった!」「明日のデートは何をしようかな?」
など、ポジティブな考え事ができることもあるだろう。
しかし、
「昨日の仕事は失敗だったな…」「最近何もいいことないな…」
など、ネガティブな考え事をしてしまうこともあると思う。
私自身、約10年間うつ病を患っているので(ブログ始めてからは大分調子いいですが)、この傾向が強い。
そんな時に活躍してくれるのがオーディオブック。
朗読を聴くことでネガティブな思考を強制的にシャットアウッッット!!!してくれるのである。
こういう面でも、散歩をよくする人にはオーディオブックがおすすめなのだ。
私の散歩とAudibleの詳しい話↓
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⑤通勤時間や外出中の待ち時間が長い時に暇を潰せる
私は高校時代、電車通学をしていた者である。
電車に乗っている時間は大体40分くらい。
その時間何をしていたかと言うと……
毎週(毎回だったかも?)行われる英語の小テストの勉強をしていた。
古文の予習(現代語訳とか助動詞の意味調べとか)をしていた。
数学の問題を頭の中で解いていた(当時の自分は何故か「問題を暗記して解く」ということが出来ていた。どや。)。
要するにクソ真面目だったのだ。
それが今はどうだ。
偶に乗る電車ではスマホでpixivをあさり。
大学病院の待ち時間ではスマホでpixivをあさっている。
スマホ、pixiv、スマホ、pixiv……
堕落したものである(※pixiv自体を否定する意図はありません。あれはいいものだ。)。
皆はどうだろうか。
「そんなだらけてねぇよ」と言うのだろうか。
私は
「ギクッ……」「それワイのことやん……」
となっている人間が一定数いると推測する。
君たち。
私と一緒に読書しよう。
文字を読むのに抵抗がないなら本(か電子書籍)を読もう。
そして「読む」のが苦手な人は……
オゥディボゥ(Audible)を使う時だ。
(真面目な話、スマホで暇つぶしし過ぎると脳が退化していく気がするので読書した方がいいのでは?と本気で思っています。)
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⑥パソコンやスマホの画面を長時間見る人が目を休ませられる
2024年4月。
ある事件が起きた。
その名は……「目のピクピクが止まらない事件」である。
ブログ運営開始から2カ月が経ち、記事を書くことにも慣れ、ガンガン電子書籍をスマホで読んでいた私。
ある日の夕方、右目が少しピクピクしていることに気が付いた。
だが一晩寝たら治ったので、あまり気にしていなかった。
しかし「ピクピクの時間」は日を経るごとに長くなっていき……
終いには一日中、ピクピクが止まらなくなったのである。
さすがに電子書籍を読むことは一時中断した。
しかし何かすることがないと手が勝手にスマホに伸びていく。スマホ脳である。
目もヤバいしスマホ脳もヤバい。
どうにかならんか。
考えた結果(いや考えるまでも無かった筈だが)、
「散歩してAudible聴きまくろう!!!」
という結論に至った。
4月という丁度散歩しやすい時期だったため、私は外に出まくった。
Audible聴きまくった。
すると……
4月末、気が付けばピクピクが治まっていたのだ。
「目のピクピクが止まらない事件」、終結。
(本当は同時期に電子書籍リーダーを買ったことも治った大きな要因だったと思います。でもAudibleの功績も確かにある。)
こんなこともあるので、
「目が疲れちまったんだ……」
と真っ白な灰になりかけている人はAudibleを試してみなさい。
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⑦プロ声優による朗読・シチュエーションボイスASMRが味わえる
推しの声優が数時間にわたって好きな物語を朗読してくれる。
推しの声優が数時間にわたって甘々シチュエーションボイスを囁いてくれる。
想像してごらんなさい、声優オタク・ASMRオタクの同志たちよ。
(※私は特定の推しは作らないタイプです。みんな等しく好き。すみません。)
これ以上は語るまい。
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具体的な作品はこちらの記事で紹介しています↓
Audibleのデメリット
①本で読む方が内容が頭に入る人には必要とまでは言い難い
読む読書に慣れている人は、本で読む方が内容が頭に入りやすいと思う。当然。
私もどちらかと言えば読む方が得意なタイプです。
ただそういう人たちが皆オーディオブックに向いていないかというと、そうではない。
本で読むのと同じくらい、耳で聴いても内容が頭に入ってくるという人もいるはず。
だから本で読む方が良いと思っている人でも、一度オーディオブックを試す価値はあります。
GO☆RI☆O☆SHI
(テキトーという訳ではないです。)
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②朗読なので自分のペースで本を読めない
本の内容が気になってしょうがないという時には速いスピードで。
少し疲れているな、と思った時にはゆっくりとしたスピードで。
琴線に触れたフレーズがあれば立ち止まって。
そんなふうに、本は自分のペースで好きに読むことができるもの。
一方オーディオブックは音声なので、当然自分の意思とは関係なく、一定のペースで本を読み上げていく。
そのため、普段から本を読んでいる人にとっては不便な感じがするかもしれない。
一応、
- 読み上げ速度を変更する機能
- 30秒巻き戻し機能
があるので、ある程度はペースを調整できます。
【まとめ】Audibleだから「読書」ができるようになる、そんな人が沢山いるはず。
今回書いたことは私の主観的な気持ちであり(主観もいいとこである)、他の方の記事を見ると違った意見が見つかるかもしれない。
ただ、今回の記事を読んで「自分は向いている方かも」と思った人は、
一度Audibleを試してみてほしい。
私もまだ利用し始めて7カ月程度だが(2024年9月)、「目で読む」ことができない場面で尽くコイツは活躍してくれている。
また思っていたより楽しめるコンテンツが沢山あるぞ、と感じている。
学生時代の「授業つまらん、教科書つまらん」の感覚のまま皆が読書を諦めていくのが悔しいんですよね、私は。
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