来た。久しぶりに。
「小説を読みたい」の波動が。
私は特別本が大好きというわけではない。
今までの人生を振り返ったら、読書していない時期の方が長い。
でも時々襲い掛かってくるのだ。
「小説を読みたい」という、猛烈な衝動が。
だからその時は、ひたすら本を買い漁る。
小説であればジャンルは何でもいい。
こうして私はいつも、数十冊の本を瞬く間に読む。
するとようやく、あの衝動から解放されるのだ。
しかし一つ困ったことがある。
お金がかかり過ぎるのだ。
文庫本の値段は1冊800円くらいだから、30冊読むとしたら24,000円かかる計算になる。
古本を何冊か入れれば安くはなるが、それでも毎回1万円以上費やしてしまう。
致命的、というわけではないが。
じりじりと、地味に家計を圧迫してくるのだ。
いつまでもこの状態が続くのは嫌、というか何か気分が悪い。
なんとか解決できないものか。
と、悶々としているあなたに、読み放題サービスで読んだ一般小説を紹介していく。
【ちなみに】
当ブログで紹介している書籍は全て、Amazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」で読んだものである(注 私が読んだ後に読み放題対象外になっている書籍もあります。しかし再び読み放題対象になることもあり。)。
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なぜ読み放題作品しか紹介しないのかと言うと、単純にお金が無いからである……。
読み放題で読んだ面白い一般小説 ※これから増やします。
『さいはての彼女』
書誌情報 | |
著者 | 原田 マハ |
発行年月日 | 2013年2月25日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 5,679件 |
「これが、私の名前なの。ナギ。でも、私はバイク乗りだから、風を止めたくないの。だから、風の中の『止』を取っちゃった」
(第1章『さいはての彼女』)
会社の「有能な」秘書により、沖縄に行くはずが北海道行の飛行機に乗る羽目になってしまった諒子。
渋々借りたオンボロのレンタカーが道の途中で動かなくなり立ち尽くす諒子の前に、バイクに乗った一人の少女が現れた。
あっさりと車を動かせる状態にした彼女は、良かったら自分についてこないかと諒子を誘う。
こうして、2人の女性による不思議な旅が始まった。
・「やっぱ出会いって大事だよな……」と再認識させられる物語。躓いてしまった人が、ある出会いを通して自分を見つめ直して前に進むことは現実でもよくあると思う。
・ナギちゃん強っよ。好き。そして強い子に育て上げたパパは偉大。
・できない。あんなに私自身が自信満々に説いていたのに。本当にできているのはあの子なんだ。
・大それたことを考えたっていいんだ。むしろ考えることで、少しだけ行動してみることで新しい何かを生み出すことができるんだと励まされている気分になる。
【おわりに】「読み放題サービス」の使い時。
冒頭でお話ししたような「読みたい波動」は私にもたまに訪れる。
私の場合は一回一回ジャンルが異なり、ある時はビジネス書、ある時は一般小説、ある時はライトノベル、という感じ。
そして冒頭の女性と同じように、数十冊の本を読み耽り、財布を空にした。
それでも別に気にしていなかった。
しかし3年前に襲ってきた「ライトノベル読みたい波動」はかなりキツかった。
治まるまでに約70冊を要した。
当然、家計に大打撃。
だから今、ブログ運営をきっかけに「Kindle Unlimited」というサービスに出会えてホッとしている。
今まで何度も「読みたい波動」に襲われたあなた、読み放題サービスで被害を抑えるという選択肢もあるぞ。
【最後に宣伝】
当ブログで紹介している書籍は全て、Amazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」で読んだものです。
(※しかし私が読んだ後、読み放題対象外になってしまうことがあります。
ガッデム!
ただ対象外になった作品が再び読み放題対象になる場合もありました。)。
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