あの人に恋しては「いけない」。
この人との恋愛は「禁止」されている。
だからこの恋心を消すしかないんだ。
本当に消せるの?
消せると思っているの?
……本当は分かっているんじゃないの?
その気持ちは消そうとしても消えてくれやしないって。
消そうとすればするほど、ますます燃え上ってしまうって。
兄×妹。
先生×生徒。
王子×平民。
皆に反対される。
進めばあなたは不幸になると言われる。
……でも進む。
戻ろうとしても、感情がそれを許さないから。
彼らがどうやって待ち受ける障害を乗り越え、幸せを手に入れるのか。
私はこれからも追い続けたい。
同志であるあなたにも付いてきてほしい。
【ちなみに】
当ブログで紹介している書籍は全て、Amazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」で読んだものである(注 私が読んだ後に読み放題対象外になっている書籍もあります。しかし再び読み放題対象になることもあり。)。
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なぜ読み放題作品しか紹介しないのかと言うと、単純にお金が無いからである……。
「あぁ、ゾクゾクしてぇな。そしてワクワクしたい。」と思った時の背徳系ラノベ4冊
『教え子とキスをする。バレたら終わる。』
書誌情報(2024年9月9日時点) | |
著者 | 扇風気 周 |
発行年月日 | 2023年7月7日 |
巻数 | 3巻 |
読み放題対象 | 2巻 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 82件 |
「ね、先生。ヤらなくていいから、もっかいキスさせて」
放課後、廊下を歩いていた教師・羽島銀(はしま ぎん)は、後ろから一人の女子に声を掛けられる。
それは、生徒会長を務める真面目な女子・桐原灯佳(きりはら とうか)だった。
他の先生の忘れ物を戻すため、教室の鍵を借りに来た彼女と共に職員室へ行き、鍵を渡す銀。
桐原が廊下へ戻った直後、彼のスマホに『ARIA』からのメッセージが届き……
・一般向けのラノベでここまで描けるのか!?と思うくらい際どい所まで攻めている一作。
スリリングな展開もあってドキドキしっ放しだった。
・後半になればなるほど予想が大きく外れていくストーリーで、「えぇ!?」「えぇ……」となっているうちに読み終わっていた。
・「それはそうなっちゃうよな」と同情できる部分もあれば、「お前は一体何をやっているんだ……?」と唖然とする場面もあり、色々な感情が抑えきれない。
・なんだかんだ言ってメインヒロインにはマジで幸せになってほしい。
不遇な中で彼女は踏ん張っているから。
もっとわがまま言っても良いと私は思う。
『好きな子の親友に密かに迫られている』
書誌情報(2024年9月12日時点) | |
著者 | 土車 甫 |
発行年月日 | 2023年12月1日 |
巻数 | 2巻 |
読み放題対象 | 1巻 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 93件 |
「いいよ。きて。今日もたくさんあたしで解消して」
クラスのイジラレ役だった瀬古蓮兎(せこ れんと)は、カースト上位の男子に無茶振りされ、情けない姿を見せることで笑いをとっていた。
周りのクラスメイトさえ笑い始める中、その空気をバッサリと切り捨てたのは、夜崎美彩(よざき みさ)だった。
その日から自分を変えることを決心した瀬古は、まずは気になっていたクラスの男子二人組に声を掛け……
・主人公とヒロインの視点でそれぞれの心情が丁寧に描かれた作品。
視点の変わるタイミングが良く、特にヒロインに感情移入しやすかった。
・誰も責められない。誰も悪くない。
理性の上では皆最大限正しい行動を理解してブレーキをかけていた。
それを感情が上回ってしまったなら……しょうがないよね。
・両ヒロインとも瀬古に対する気持ちが変化していく過程がとても自然で、良いか悪いかは別として全ての言動に納得した。
・終盤のとある人物の一言がこの作品を端的に表していて、しかもリアルにも通じる含蓄のある言葉になっていて、痛いほど心に刺さった。
『わたし、二番目の彼女でいいから。』
書誌情報(2024年9月12日時点) | |
著者 | 西 条陽 |
発行年月日 | 2021年9月10日 |
巻数 | 7巻 |
読み放題対象 | 7巻 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 653件 |
「だって私、いい子じゃないもん」
冴えない男子・桐島はクラスの真面目で清純な女子・早坂さんとこっそり付き合っていた。
しかし桐島には他に好きな人がいて、早坂さんも他に好きな人がいる。
つまり彼らは……「二番目」同士で付き合っているのだった。
・最初から一般的な感覚とは離れている、まさに背徳感盛り盛りの物語。
ありそうでなかなか無かった設定を完全に使いこなしている筆者に大きな拍手を送りたい。
・恋愛感情の大小なんていつの間にか変わっているものだと気付かされる。
でも自分では気付けない。
自覚している気持ちと無意識の気持ちがずれ始めるのがなぁ……(ト~ド~カ~ナ~イ~コ~イ~、ヲシテイテモ~)。
・あれ、桐島?お前は一体……?
『義妹は浮気に含まれないよ、お兄ちゃん』
書誌情報(2024年10月14日) | |
著者 | 三原みつき |
発行年月日 | 2022年1月20日 |
巻数 | 2巻 |
読み放題対象 | 2巻 |
人に打ち明けられない、ある趣味を持つ高校生、月ヶ瀬蒼(つきがせ あお)。
ある日、クラスの皆でカラオケに行こうと声をかけられたが、あっさりと断る彼。
そのことに誰も興味を持っていない……かと思いきや、一人の女子――提案者である星野栞(ほしの しおり)が、じっと蒼を見つめていた。
・「なんか、独特だな……」と魅入られた。
コスプレ、ファッションなどの知識量や解像度が高い所から、あまりラノベで感じない、形容しがたい雰囲気を放っている。
・はぁ……これ二人とも責められないわ。
変わるって良いことも悪いこともあるからね……。
・ガラガラガッシャ―ン!!壊れていく~(イメージが。良い意味で。)。
・かっけぇ。自分の弱さと直接向き合えなくても、変わろうと確かに努力してたお前は凄い奴だよ。
【まとめ】禁断の恋最高!不純な恋愛最高!(※フィクションに限る)
背徳系のストーリーはフィクションでしか味わえない(現実ではやっちゃダメだし、ただ人生が壊れるだけです)ため、まさにラノベ向きなジャンル。
「ゾクゾクしたい……」「イケナイことがしたい……」という欲望を叶えてくれる。
しかしなんか、この分野のヒロインは不遇な環境に居ることが多くて、純粋にみんな幸せになってほしい……
どうにか頑張れ、主人公君!
【最後に宣伝】
当ブログで紹介している書籍は全て、Amazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」で読んだものです。
(※しかし私が読んだ後、読み放題対象外になってしまうことがあります。
ガッデム!
ただ対象外になった作品が再び読み放題対象になる場合もありました。)。
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「あぁ……ラノベ・漫画読みたい期に入ったかも。」というあなたへ。
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