恋愛がしたい。
もっと言えば結婚まで漕ぎ着けたい。
しかし合コンでは連戦連敗。
友人に紹介してもらっても、何か上手くいかずに撃沈。
そこで恋愛本を読んでみる。
うーん……イマイチ。
何というかこう、上っ面?いかにもって感じ?の本ばかり。
もっとリアルに役立つ本が読みたいのよ。
どこかにないかな、それ。
というあなたにおすすめの本を紹介する。
【ちなみに】
当ブログで紹介している書籍は全て、Amazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」で読んだものである(注 私が読んだ後に読み放題対象外になっている書籍もあります。しかし再び読み放題対象になることもあり。)。
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なぜ読み放題作品しか紹介しないのかと言うと、単純にお金が無いからである……。
「これなら新しい恋愛・婚活さくせんを立てられる!」と思わせてくれる3冊
『スパルタ婚活塾』
書誌情報 | |
著者 | 水野敬也 |
発行年月日 | 2014年7月25日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 1,084件 |
本の概要
従来の女性向け恋愛マニュアルになかった「徹底的な男目線」で、独自の恋愛理論が展開される一冊。
・魅力的な会話をする「アウェイ理論」
・出会いを生む「アウトレット理論」
・最強の婚活理論「NGP理論」 など……
随所に笑いをまぶしながら、人生の中で本当に使えるノウハウを紹介していく。
生まれ持った容姿や才能ではなく、本人の「努力」で理想の結婚を手にする方法。
恋愛、そして結婚に悩めるすべての女性に捧げる。
(Amazon紹介文より引用)
主張はなかなかに癖が強く、「それはないでしょ!」とツッコミたくなる部分もあるが、
説得力のある理論も沢山あり、今までの考え方が揺さぶられることは間違いない。
羞恥心をどこに置いてきたのよ??
心に残った言葉
重要なのは弁当屋のおばちゃんが「ホメてくれた」ことではなく
弁当屋のおばちゃんのホメ方が自然だったことである。
あなたが読んだことのある恋愛の本では「相手を褒めましょう」と書かれていなかったか?
今までの私は、「褒めること」は無条件に良いことだと考えていた。
褒められた相手は喜んでくれるし、そこから会話も繋げやすくなるし、
とりあえずやって損はないでしょと。
しかし事はそう簡単ではないみたいですね。
婚活の場で相手を褒めるとき、少なからず「気に入られたい」という気持ちが私にはあった。
でもその「気に入られたい」という打算は相手に伝わってしまうのだ。
逆に本当に良いと思ったことだけを褒めれば相手は「自分のことをちゃんと見てくれている」と感じ、好意を持ってくれる。
書いていると「そんなの当たり前じゃないか」と思えてきますが、忘れがちなんですよね。
意外と出来ない落とし穴のようなものを学んだ気がします。
『LOVE理論』
書誌情報 | |
著者 | 水野敬也 |
発行年月日 | 2013年12月14日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 2,304件 |
本の概要
女性からも「使える! 」と絶賛された、男のための恋愛マニュアル。
・女が本当に求めている優しさを解説した「うわっつらKINDNESS理論」
・出会いを増やすために知っておかなくてはならない「日本代表理論」
・女の心と体の秘密を書いた「DK(ディープキス)心変わり理論」
などなど、恋愛のあらゆる場面で使える理論が満載。
「笑える! 」のに「実際使える! 」恋愛のノウハウを説いた実用書にも関わらず、最後は感動もあり、女性からも支持・絶賛される一冊。
(Amazon紹介文より引用)
男性向けだからなのか、筆者の強烈な経験談の中で下ネタが飛び交い、
『スパルタ婚活塾』以上に癖の強い一冊となっている。
でもこれがAmazonレビュー2,000件も書かれるほど人気作なのである……
おバカな男たち(自分含む)がわんさかいること。
心に残った言葉
弱気で、自信がなくて、卑屈なやつと一緒にいたら、自分の価値まで下がってしまうと感じるのが人間である。
「うわ、自分のことじゃん」とグサッときた方、結構いるのではないだろうか。
私は血を吐きそうでした。
「いや~、それは無理」「自分なんてゴミだから」とか、私はよく言っている。
卑屈になってはいけないと分かってはいるのですが、止められないのだ。
その根底には、「自分を下げることで相手を上げよう」とか、
「いやいやそんなことないって~」と慰めてもらおうとか、
そんな打算があるのだと思う。
学生時代にお付き合いしていた方がいるのだが、その人に対しても上のような言葉を吐いていた。
その方からすれば、
私の卑屈な言葉にネガティブな気持ちになり、
根底にある打算を感じとって嫌な気持ちになる。
こんな人と付き合っている自分って一体…、という気持ちだったかもしれない(結局振られました。)。
改めて変わっていこうと思えた言葉でした。
【恋愛小説】『運命の恋をかなえるスタンダール』
書誌情報 | |
著者 | 水野敬也 |
発行年月日 | 2017年8月10日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 1,041件 |
作品概要
「私、スタンダールが見えるようになってしまいました」
過去に父が起こした事件がきっかけで広場恐怖の症状を抱えている聡子。
ある日、勤めている図書館で話題になっていた男性・マリウス(聡子が心の中でそう呼んでいる)と会話し、惹かれ始める。
しかし自分のような魅力のない人間が好かれるはずがないと考えていた。
そんな中いつものように読書しようと本棚に向かうと、一冊の本が落ちていた。
その本『恋愛論』を開いた瞬間、中から初老の男が出てきて……
本書はスタンダールの『恋愛論』を引用した「モテるテクニック」が語られ、聡子は徐々に変わっていく。
小説ではあるが、アドバイスは現実的で自分にも出来るなぁと感じた。
物語としては終盤までコミカルな感じで進んでいくが、ラストがまさかの展開で少し泣いた。
スタンダール君、君ってば本当に……
・「確実に、仕留めたいの(んだ)。あの男(女)を。」という人
・コミカルあり、真面目な話ありの小説が読みたい人
心に刺さった一言
「絶望は幸福への伏線である」
同僚の視線を気にするあまりチャンスを活かせず落ち込む聡子に対して、スタンダールが放った一言。
私はその一言で、自分が教員や公務員を退職した日のことを思い出した。
あの日私は
「もうこれで真っ当には生きていけないな」
と絶望していました。
しかし今、新しい道を見つけて生きています。
慎まやかだけど満たされる生活を送っています。
だからスタンダールの一言にすごく納得しました。
【おわりに】生々しい現実を知った。だからこれまでとは全く違う作戦が取れる。
為になる本を、と思っていたけど。
想像をはるかに超えるリアルさだったわね……。
ちょっとショックを受けたわ。
でもその分、新しい発見がたくさんあった。
見つけたことを材料にして、作戦を立て直そう。
きっと今までと全然違うものになる。
だから結果も、全然違うものが生まれるんじゃないかな。
余裕こいてる場合じゃないけど、何だかワクワクしてきた。
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