学校ではそんなこと習わなかった。
テストには必ず「答え」がある。
だからその「答え」に向かって一直線に頑張ればいいだけ。
高い点数を取るのは難しかったけど、今振り返れば楽だったなと思う。
だって。
社会人になった今、目の前にあるのは。
「『答え』のない問い」ばかりだから。
何をすればいい?
何をすることが「正解」?
……いや、だから「正解」なんてないのか。
全く自分が嫌になる。
気が付けば「ただ一つの正解」を求めている。
そんなものはもう無いのに。
苦しい。しんどい。
社会で生きていくために、
「私はどこに向かえばいいのか」
「私は何をすればいいのか」
まるで暗闇の中。
灯りは未だ見えない。
でも、とにかく何かしなければ。
自分はもう「社会人」で、これから「答えのない問い」と何十年も戦わなければならないのだから。
何か……何か……
ほんの少しでも、生きていくための「手掛かり」が欲しい。
こんな感じで社会で必死に生きようとしているあなたに、おすすめの本を紹介する。
【ちなみに】
当ブログで紹介している書籍は全て、Amazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」で読んだものである(注 私が読んだ後に読み放題対象外になっている書籍もあります。しかし再び読み放題対象になることもあり。)。
↓↓↓
なぜ読み放題作品しか紹介しないのかと言うと、単純にお金が無いからである……。
「答え」の無い社会人生活に苦しんでいるあなたの力になる読み放題本
コミュ力?柔軟性?発想力?仕事に必要な能力って何?が分かる本2冊
『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である』
書誌情報 | |
著者 | 中島聡 |
発行年月日 | 2016年6月1日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 4,268件 |
本の概要
①仕事の時間を短縮するための考え方を身に付けること
②時間から解放され、人生を楽しむために行うべきことを知ること
途中まではいわゆる「時間術」的なノウハウ本の要素が強かったのですが、中盤からは「生き方」そのものの話に広がっていく一冊だった。
いち会社員としての仕事時間の短縮術はある。
しかし時間を短縮する究極の方法は…
そしてその先にあるものは…
自分の人生設計から考えさせられる、ずしっと響く本。
心に刺さった言葉
集中力を無理に引き出さなければいけない仕事をそもそもするな、ということです。そういった仕事は、本当はあなたがやりたくない仕事であり、そもそもそういう仕事に対して本質的な集中力を発揮するのは難しいという話です。
今自分がやるべき仕事の時間短縮術の話から、そもそもの仕事選びの話へ。
シンプルに「好き」に勝るものはないということだろう。
同じようなことを言っている人はたくさんいますが、Windows95の作成者である筆者が言うと重みが違う…
私はこれまでいまいち「好き」を見つけられなかったが、今好きで取り組んでいるブログが仕事として成り立てば良いなと思っている。
『チーズはどこへ消えた?』
書誌情報(2024年5月31日時点) | |
著者 | スペンサー・ジョンソン |
発行年月日 | 2000年11月30日 |
巻数 | 2巻 |
読み放題対象 | 1巻 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 8,550件 |
本の概要
これまでと違い、現在は「従来の物事のやり方」に固執しない柔軟な人材が必要である。
本書を繰り返し読むことで、人々が変化に対応し、自分にとっての成功を収めることを目指す。
本書のテーマは「変化」だが、仕事において変化に対応できることは重要な要素である。
しかし変化が大嫌いな私にとっては終始耳が痛い話だった。
「チーズはどこへ消えた?」の物語では「自分絶対ヘムじゃん…」と落ち込み。
その後のディスカッションパートでは、物語から学んだことをどう生かすか真剣に話し合う人々を見て「眩し…」と遠くに感じてしまった。
それだけ自分に足りないものがある、言い換えれば変われる部分があるということかなと思うことにする。
心に刺さった言葉
まだ新しいチーズがみつかっていなくてもそのチーズを楽しんでいる自分を想像すればそれが実現する
ここで言うチーズは「変化」のことを指す。
変化を楽しめということだが、私は退職するまでそんなこと思えなかった。
でも確かに、バリバリ仕事してた元同僚は
「毎日イベント(トラブル)あっていいじゃんか~」
みたいなこと言ってたわ。
彼を目指そうとは思わないが、せめて私が今いるブログの世界では少しずつ変化を楽しもうと思う。
初回登録なら30日間は無料である。
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「これをやれば社会人としてなんとか生きていけそうだ!」という道が見つかる本4冊
『21世紀を生き抜く3+1の力』
書誌情報 | |
著者 | 佐々木裕子 |
発行年月日 | 2014年5月21日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 198件 |
数多くの起業の経営変革プロジェクトに従事し、企業の「変革」デザイナーとして活動する筆者が、
・2050年はどんな世界になっているのか
・21世紀に求められるスキルとは何か
・21世紀を生き抜く力を身に付ける方法
について語っている一冊。
・難しい話も多いが、結論はシンプル。
・たった一言で筆者の母には先見の明があったと分かる。凄い。
・(この記事を書いている現在)無職の私がこれから生きるためには?と考えさせられた。
・「何年後」ではなく「何十年後」を考えた方が変化に対応できるのかなと感じる。
・中国、インドの学生の意識の高さとその理由を知ってハッとした。
・共産党の存在によって、結果的に中国に住む人は自分の頭で考えて行動するようになっているという仕組みに驚きつつも納得。
・日本と他国で学生の自己肯定感に差があり過ぎてショック……。
・「正解を答えさせる」教育から「正解のない問い」を考えさせる教育に変える必要性を痛感した。
・「好き×得意×やりたい」からスタートするという考え方は他にも唱えている人が沢山いるし、ほぼ正解なのだろうと感じている。
『諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない』
書誌情報 | |
著者 | 為末 大 |
発行年月日 | 2013年5月30日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 2,024件 |
世界選手権の陸上・400mハードルで銅メダルを獲得し、3度のオリンピックに出場した筆者が
「諦める」
ことの重要性について考察している一冊。
・トップアスリートが「諦める話」をすることが衝撃だったが、納得できる話ばかりだった。
・「諦める」という言葉に対するネガティブなイメージが全て吹き飛ぶ。
・目的を変える(落とす)のではなく、目的のために競技まで変えてしまう筆者の勇気が凄い。
・「自分と他人は同じ」という認識は危ういと改めて感じた。
・「努力の娯楽化」ができる人ってどれくらいいるんだろうか?自分はまだ苦痛しか知らない……。
・ノーベル賞を受賞した山中さんのエピソードにびっくり。自分にできる手段を変えることの大事さが良く分かる。
・「諦めずに頑張ろう」という言葉は軽く言うべき言葉ではないと気付いた。
・アメリカの大学の進級のエピソード、日本じゃ絶対できないし叩かれるけど現実的な仕組みだなと感心。
・「自分らしさ」って割とどうでもいいなと思えた。
『プレイフル・シンキング: 働く人と場を楽しくする思考法』
書誌情報 | |
著者 | 上田信行 |
発行年月日 | 2020年8月30日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 97件 |
教育工学を学び、数多くの先進的かつ独創的な学びの場をつくっている筆者が
・見方を変えることの意味
・目標をデザインする方法
・「プレイフル」に行動する方法
などについて語っている一冊。
・どんな理論の中でも「真剣勝負を重ねる」ことは共通して大事なのだと改めて感じた。
・「Can」と「How」の違いはあまりにも大きい。私は「Can」しかない……。
・『セサミストリート』制作現場のエピソードが良い。
相手を認めつつも妥協はしないという締まった空気が伝わってくる。
・「子どもはアーキテクト(建築家)」という発想、一般に浸透すれば自分の頭で考えて行動できる子が増えるんだろうなと思った。
・「ビジョンは?」って聞かれると答えに詰まるけど、「妄想は?」と聞かれれば無限に答えられる気がする。一つの言い回しの違いが人の心理を大きく変えると改めて気付いた。
『手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~』
書誌情報 | |
著者 | 喜多川泰 |
発行年月日 | 2007年8月15日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 4,289件 |
就職活動に悩む諒太は、お気に入りの喫茶店『書楽』で一枚の広告を見つける。
『はじめまして、手紙屋です』
気になることはあるが、今までの自分にはない何かが動き始めると直感した諒太は、思い付くままに一通の手紙を書き始める……
・言い方は優しいが意外と背中を思い切り叩いてくる内容。
ちょっと強引にでも前を向かせようという気持ちが伝わる文章。
・諒太の行動を称えながらもそこで満足はさせず次々に問いを与えてくるところに、ただのアドバイザーではなく使命感を持った仕事人のような要素を感じた。
・「向いていること」についての考え方は正直あまり賛同できなかった。
しかし「結局今何をするべきか」という部分ではその通りだなと少し納得した。
・気力がない人に読むのはおすすめしないが、大きな志を持っている人、特に目標はないがエネルギーが有り余っている人に薦めたい作品
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「一度躓いたけど、これでリスタートできる。」と思わせてくれる本5冊
『コミュ力ゼロからの「新社会人」入門 仕事の不安がスッキリ解消! 厳選メソッド49』
書誌情報 | |
著者 | 渡瀬 謙 |
発行年月日 | 2019年1月18日 |
株式会社リクルートで営業達成率トップになった実績を持つ筆者が、人付き合いが苦手な社会人に対してコミュニケーションの取り方を語っている一冊。
・「うんうん、分かる分かる!」と共感できる話が多かった。
新しい学びを得るというより、自分の考えが間違っていないと再確認できる本。
・「話が上手い人って……」のくだりは本当にその通りだと思った。
前にいた職場ではよく話すことが良しとされている空気があったが、そうじゃないんだよ!!
・自分ならさっさと正解を聞いちゃうだろうな~と少し反省。
「私はこう考えていますが……」という切り出しができるかどうかが一つの指標になる気がする。
『入社1年目のビジネススキル大全』
書誌情報 | |
著者 | 木部 智之 |
発行年月日 | 2022年5月11日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 182件 |
コンサルティング会社のディレクターを務める筆者が、ビジネススキルの基本について解説した一冊。
全410ページとかなりのボリュームであり、難しい内容も多いためすぐに読み込むことはできないと思う。
しかし繰り返し読んで実践に移せるようになれば、ビジネスマンとして上位10%に入るくらいの力が身に付くと思わされるくらい濃い内容。
早く成長するために必要な心構えや行動が分かる
正直、新社会人にとっては厳しいと感じるであろう言葉が本書ではずらりと並んでいる。
しかし落ち込む必要はない。
本書に書かれていることが全て出来ている社会人なんて殆どいないから。
少しずつ読み進めて、少しずつ実践すれば良いのである。
『資料作成1年目の教科書【パワーポイント】【プレゼン】【デザイン】【PowerPoint】: 会社では教えてくれない「伝わるパワポのキホン」』
書誌情報 | |
著者 | はましま | 365日パワポを使う人 |
発行年月日 | 2023年11月4日 |
数多くのPowerPoint資料を作成してきた筆者が、
- PowerPoint作成の基本
- 実際の添削例
- 代表的な活用場面
についてまとめた一冊。
本書自体もかなりの情報量だが、参考になるページのリンクが沢山貼ってあるためさらにボリューミーである。
多数の添削例から、綺麗な資料の作り方のイメージが分かる
視覚的な資料の話なので文章だけだと分かりにくいが、本書では添削前後の画像で解説しているのでスッと頭に入ってくる。
まさに「教科書」なので、本書を持っておけば効率よく質の高い資料を作ることができる。
『図解 コンサル一年目が学ぶこと』
書誌情報(2024年5月29日時点) | |
著者 | 大石哲之 |
発行年月日 | 2021年7月16日 |
巻数 | 2巻 |
読み放題対象 | 1巻 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 770件 |
コンサルタントとして活躍する筆者が、
- 話す技術
- 思考術
- デスクワーク術
- ビジネスマインド
について語っている一冊。
新社会人に必要なスキルが詳細に分かる
現役コンサルタントが書いている本書だが、全体の感想としては
「無駄がない」。
よくある心構えやマナーの話は殆ど無く、徹底的に「スキル」の話をしている。
また、
「妥協を許さない」
という姿勢が感じられるため、読むと気持ちが引き締まる。
読み物というよりはまさに「教科書」なスタイルの本なので、手元に持っておいて繰り返し読むのがおすすめ。
『社会人1年目の強化書~心構え編~: 人事担当者直伝!会社で輝くための3つの秘訣 厳選仕事術』
書誌情報 | |
著者 | あゆけい |
発行年月日 | 2023年4月12日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 31件 |
サラリーマンとして働きながらKindle作家として活躍している筆者が、会社で起こすべき「4つの旋風」について語っている一冊。
新社会人としてやるべきことがすぐに分かる
本書には特別な主張や尖った考え方はない。
しかし話の構成が明瞭簡潔にまとめられていて、30分程度で読むことができる。
通勤電車内や昼休み中にサラッと読むのにちょうどいい本。
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「私はどこに行っても仕事ができない、て訳じゃないんだ」と思わせてくれる本4冊
『売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放』
書誌情報 | |
著者 | 中村朱美 |
発行年月日 | 2019年6月14日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 593件 |
もう「頑張れ」なんて言いたくない。
わたしは「仕組み」で人を幸せにしたい。
「残業ゼロなんて、うちは業種も規模も違うから無理」
「佰食屋だからできるんでしょ?」
「同じだけテナント料を払うなら、なるべく長い時間できるかぎり商売しよう」
ちょっと待ってください。
そもそも就業時間内に 利益を出せない商品とか企画ってダメじゃないですか?
「会社を存続させるためには、ビジネスをスケールさせ、 利益を追求することが重要だ」
「多店舗展開をしよう。今年も前年比を更新して売上を増やそう。」
みんなが売上を追いかけてうまくいっていないのなら、
もうそれを追いかける必要なんてない。
(Amazon紹介文より引用)
私がこの話の中で特に良かったと感じたのが、
「どんな人を雇っているのか」という話。
簡単に言えば、
- 世の中で「少数派」とされる人たち
- 近年の社会で「仕事ができない」と言われがちなタイプの人
を積極的に雇っているそうだ。
この話を読むと、「できない」なんて思い込みだと自然に考えられるようになる。
『世界一やさしい「才能」の見つけ方 一生ものの自信が手に入る自己理解メソッド』
書誌情報 | |
著者 | 八木 仁平 |
発行年月日 | 2023年4月3日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 797件 |
才能を見つければ、その瞬間から人生は変わる。
その理由は、才能を見つけることで「本当の自分」を肯定することができるからである。
本書では
①才能を見つける
②才能を活かす
③才能を育てる
の3ステップにより、自分だけの強みを獲得し、自信を持って生きられるようになることを目指す。
読み始めは「才能才能ってちょっとうるさいな…」と正直思っていた(失礼)。
しかし読み進めると、「才能」という言葉の捉え方が変わり、
「自分にもたくさん才能あるじゃん」と思えてきた。
筆者の発想は独特ではあるが、説明自体がかなり分かりやすいので自然と納得できる。
『キャリアの転機を好機に変える 自分らしく人生を切り開くヒント』
書誌情報 | |
著者 | 鈴木 博美 |
発行年月日 | 2022年6月30日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 36件 |
「やる」「行動する」「変える」には大変なエネルギーが必要だが、勇気を出してやってみると自分にとって良い方向に進む。
そのためには
・人生のハンドルを自分で握ること
・他者と共に人生を切り開くこと
を意識することが重要である。
本書は
「自分の行動の結果は他人のせいなのか?」
「自分が活躍できないのは環境のせいなのか?」
などの視点で鋭く切り込み、
背中を叩いて行動を促す、という印象でした。
その話の中で、サーカスの象を例に「自分はできない」と決めつけていないか、というものがあった。
この「決めつけ」の話から「自分をゴールへと導く」話に広がっていくところが注目すべき点。
『HSPサラリーマン――人に疲れやすい僕が、 楽しく働けるようになったワケ』
書誌情報 | |
著者 | 春明 力 |
発行年月日 | 2020年10月30日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 825件 |
ウェブ制作会社の営業部で働く鈴木達也・30歳。
8年前に入社したが、現在に至るまでろくなことがなかった。
後ろ向きな日々を送っていたある日、かつての親友・青希から連絡が来て…
本書は筆者の実体験に基づくストーリーである。
全体的な感想は
「そういう考え方もあるのか…」だった。
うまくいかないことに対して「逃げる」わけではなく、
かと言って無理にぶつかる訳でもない。
視点を変えることで「楽しみ」や「喜び」を見出すという方法で再起する。
こういう立ち直り方もあるんだなと、新しい発見のある内容だった。
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「こうやって行動力を身に付けるのか!」と、ヒントを得られる4冊
『読むだけで一生お金に困らない メンタルブロック浄化法【対話版】』
書誌情報 | |
著者 | Jeg |
発行年月日 | 2024年1月30日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 876件 |
人々が無意識に設定してしまっている自分の上限値「メンタルブロック」。
潜在意識をコントロールすることでこの「メンタルブロック」を外し、良いアイデアを「閃き」、「行動」する。
この循環を回し続けることが理想の未来に繋がる。
あくまで「理想の未来を実現する」ことが本書の目標なのだが、その過程に
「自然と行動できるようになる」ヒントが散りばめられている。
・「無理」「限界」が口癖な人
・小さくても願望を持っている人
・妄想が得意な人
『ビジネスが変わるコグニティブ・サイエンス』
書誌情報 | |
著者 | 苫米地 英人 |
発行年月日 | 2019年4月3日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 232件 |
「愛や夢だけでやっていけるほど仕事は甘いものではない」という問いに対し、多くの人はうなずいてしまう。
しかし本当は、
・脳の洗脳を解く
・ゴールを強くイメージする
ことで、私たちは好きなことをやって生きていけるのである。
文章だけ見ると脳科学の専門用語がいくつか出てくるので、難しい内容かもしれない。
しかし本書はページの半分くらいが漫画である為、「なるほどそういう意味か!」と理解できる構成になっている。
・「自分はできない人間」と思っている人
・変化するのが怖いと思っている人
『人間は「心が折れる」からこそ価値がある』
書誌情報 | |
著者 | 苫米地英人 |
発行年月日 | 2018年3月21日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 314件 |
心は折れた方がいい。
「心が折れないようにする」というのは人間のマシン化であり、富を独占する一部の人の都合の良い発想にすぎない。
むしろ心が折れるというような「情動」こそが、高い価値を生み出せる人間になるために必要な要素なのだ。
本書の8割くらいは人工知能の話であり、終盤近くまでは
「人工知能大好き!みたいな話がしたいんか?」
と疑問に思う内容だった。
しかし最終章で筆者の主張が述べられ、
- 人工知能との対比で分かる人間の凄さ
- 「心が折れる」ことの大切さ
が一気に理解できるという見事な構成の一冊だった。
小説の伏線回収みたいでした。
・目標を諦めた経験がある人
・淡々と仕事をこなしている人
・人工知能に興味がある人
(おまけ)【漫画】『メンタル強め美女白川さん』
書誌情報(2024年4月21日時点) | |
著者 | 獅子 |
発行年月日 | 2020年11月26日 |
巻数 | 5巻 |
読み放題対象 | 2巻 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 5,087件 |
「真似じゃなくて、お揃いでしょ?」
マウント取り、嫉妬、中傷…
ストレスの要因がそこらじゅうにある現代だが、それを一蹴する最強メンタル女子・白川さん。
彼女の生き様は徐々に周囲の人も変えていく。
ネガティブ言葉を即ポジティブ言葉に変換する白川さんに付いていきたくなる。
「今からポジティブになろう!」と思ってなれるものではないが、口に出す言葉から変えれば自然と良い変化が起きると思える作品だった。
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【おわりに】恐れずに「変化」すること。そこから「答えのない問い」と戦う力が生まれる。
私は変化が大嫌い。
変わらないこと=幸せなのだ。
しかし、「変わらない」ことはあり得ない。
自分は1秒ずつ年を取っていく。
住んでいる家は着々と劣化していく。
住んでいる街は子どもがいなくなっていく。
「変わらない」ことは許されないのだ。
だから結局、自分自身も変化していく必要がある。
そして多分。
自分自身が変化していこうと思えた瞬間から、「答えのない問い」と戦う力が生まれ始めるのだと、なんとなく直感している。
【最後に宣伝】
当ブログで紹介している書籍は全て、Amazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」で読んだものです。
(※しかし私が読んだ後、読み放題対象外になってしまうことがあります。
ガッデム!
ただ対象外になった作品が再び読み放題対象になる場合もありました。)。
こちらから登録できます。
↓↓↓
「Kindle Unlimitedのことをもっと詳しく知りたい」と思ったらこちらの記事へ。
「これで私の疑問・悩みは解決!……したんだけど、まだ足りない。もっと知りたい。」と感じるあなたへ。
どうして「足りない」のか。
どうして「もっと知りたい」のか。
それはズバリ……
眠っていたあなたの「知的好奇心」が目を覚ましたからである。
「確かにそうかも!」と思ったならば、以下のページに飛んでみてくれ。
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