私はお金をあまり使わない。
物欲がない。
ファッションに興味がない。
ギャンブル・酒・たばことは無縁。
だから(嫌味に聞こえるかもしれないが)、何も考えなくても月8万円くらいはお金が貯まっていた。
(※2024年3月に退職し、この記事の執筆では無職なので、少しずつ貯金は減っています。)
しかし使おうと思わないし、そもそも使う暇が無かった。
教員時代は土日も部活があり。
行政職員時代はちょくちょく休日出勤していたのである。
だから何となく、ズレを感じていた。
具体的には、
「もうちょっと給料安くていいから、仕事量と勤務時間を減らせないか」
と思ったのである。
結局在職中には叶わなかった。
しかし今回紹介する本を読んで、「できなくはないな」と感じた。
「ゆったりと質素に」生きるヒントを与えてくれたのだ。
そんな本を、今回は紹介しようと思う。
【ちなみに】
当ブログで紹介している書籍は全て、Amazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」で読んだものである(注 私が読んだ後に読み放題対象外になっている書籍もあります。しかし再び読み放題対象になることもあり。)。
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なぜ読み放題作品しか紹介しないのかと言うと、単純にお金が無いからである……。
「これなら最低限の収入でのんびりと質素に暮らせる!」と思わせてくれる本3冊
『働くの辞めました。月収10万円でゆるく幸せに生きる: 見栄を捨てて、ほどよく働き豊かに暮らす』
書誌情報 | |
著者 | ダレス・ジェン |
発行年月日 | 2024年6月11日 |
会社員を辞め、月収10万円のパート勤務をしている筆者が、
- 少ないお金で暮らすメリット
- まずやるべき節約
- ゆるく幸せな生活を送るためのヒント
などについて語っている一冊。
全体を通して筆者の心の余裕を感じられる文章で、気持ちよく読むことができた。
月収10万円でも心の余裕を持って暮らせる考え方が分かる
特に良いな思ったのは
「お金を使うこと自体をめんどくさがれば節約ができて、貯蓄が増える」
という考え方。
お金を使って物を買うということは
- 買う物を選ばなければならない
- 外に出かけなければならない
- 買った後管理しなけらばならない
というデメリットがあると考える。
究極のめんどくさがりな発想である。
だがそう考えると、我慢をすることなく自然とお金を使わなくなる。
ゆるい生き方を実現するためにはかなり役立つ考え方だ。
『月10万円!シンプルライフ新1年生: 断捨離をすると幸せな自分に出会える 自分らしい人生』
書誌情報 | |
著者 | 佐久真 猫子 |
発行年月日 | 2023年11月29日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 220件 |
断捨離をして一人暮らしを始めた筆者が、
- 節約の方法
- 来年を気持ちよく迎えるための備え
- 自分にとっての幸せ
などについて語っている一冊。
半分日記のような形でリアルな生活の様子が綴られており、親近感が湧いた。
断捨離によって余裕のある暮らしを送る方法が分かる
私は物が捨てられない性分であるため、断捨離はしんどそうだなというイメージがある。
しかし本書を読むと、一度断捨離をしてしまえばガラッと価値観が変わるのだと感じた。
特に筆者の
「自分は『物』にどう思われたいのか」
という話に驚いた。
断捨離で物に感謝するようになり、自然と余裕のある暮らしが生まれる。
ゆるい暮らしの一つのモデルケースと言えよう。
『ミニマリスト式超節約術: 月10万円でも楽しく暮らす』
書誌情報 | |
著者 | なにおれ |
発行年月日 | 2021年7月8日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 649件 |
夫婦2人で月13万円で生活している筆者が、
- 節約の考え方
- 節約の具体的ノウハウ
- 生活費シミュレーション
について語っている一冊。
かなりストイックな節約方法が述べられているが、慣れてしまえば「ゆるい生活」になるのかなと感じた。
無駄な支出を見直すための考え方が分かる
一つ重要な考え方だなと思ったのが
「お金で買った時間を無駄にしていないか」
というもの。
お金をかけて質の良いものを買うことは、かかる手間=時間を買うことだが、買った時間を何に使っているか?
YouTubeやXをだらだらと眺める時間に使っていないか?
ドキッとした。完全に言い当てられている。
【おわりに】「面倒くさがる」「物に感謝する」「無駄を省く」がゆるい生活実現の肝。
タイトルの通りである。
私自身は割とできているなぁと感じる。
特にブログを始めてから、自然とこの3つができるようになり、結果のんびりと幸せな生活を送っている。
また数年は困らないくらいの貯金があるため、収益が上がるまでのんびりと待つことができる。
あなたも面倒くさがって、物に感謝して、無駄を省いてみよう。
まぁ一遍にはできるまい。
少しずつ、無理のない範囲でね。
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