Kindle Unlimitedを利用し始めてから、1つ疑問に思うことがあった。
時々検索に引っかかる、異様に長いタイトルの本。
気になって本を開いてみると、(大体)横書きの文章が展開される。
ページ数も短い。100ページいかないものも沢山ある。
内容はかなり尖っていて濃い。正直当たり外れも激しい。
普通に出版社が出した本ではないよな……?
一体何なんだ、この本?
重たい腰を上げて調べた。
割とすぐに答えは見つかった。
「Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)」。
個人が自由に本を出版できるサービス。
私がちょくちょく読んでいる不思議な本は、このサービスを使って出版されていたのだ。
そして、KDPの概要を見て驚愕した。
コストが全くかからない……?
ロイヤリティ(印税)が最大70パーセント……?
そんな馬鹿な。
でも公式サイトに書かれている。嘘なわけない。
そこで勝手に頭が妄想し始める。
もし自分がKDP(Kindle出版)を利用し、ブログの本を出版したら……と。
気付けば私はKindle出版の本を何冊かライブラリに入れ、1冊目を読み始めていた。
感想を言うと、「大変そうだがめちゃくちゃ楽しそう」だと思った。
文章を何万字も書かなければならない。
しかも1冊だけでまともな収益が上がることは殆どない。5~6冊くらい書いてやっと5桁行くかどうか(※個人差は勿論あります。)。
しかし何の制約もなく書ける。
レイアウトも自由に決められる。
宣伝も思いのままできる。
総じて言えば、「楽しそう」の方が上回っている。
ここまでの話を聞いて「まぁ少しは面白いかも」と思ったならば。
ぜひ今回紹介する本を読んでみてほしい。
割とサクッと読める本が多いので、スキマ時間にちょちょいと読めますよ。
【ちなみに】
当ブログで紹介している書籍は全て、Amazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」で読んだものである(注 私が読んだ後に読み放題対象外になっている書籍もあります。しかし再び読み放題対象になることもあり。)。
↓↓↓
なぜ読み放題作品しか紹介しないのかと言うと、単純にお金が無いからである……。
- 「おぉ、これが『Kindle出版』の世界か!」と分かる本6冊
- 【Kindle出版アイデア・ネタ大全 『稼ぐ』テーマ作りに: 初心者も経験者も必ず本のネタが見つかる教科書。普通の人でもベストセラー作家になり副業印税月収約20万円稼ぐ戦略 AIに勝つノウハウ <副業>実践シリーズ 】
- 『副業Kindle出版 1冊でベストセラー7冠の真実: 初心者にオススメの1冊! 印税を確実に増やすための執筆・出版戦略・TwitterやSNSの驚きの使い方を全公開!』
- 『Kindle出版の時給: 副業の時給。考えたこと、ありますか? キンドル出版戦略大全』
- 『おじさん本を書く!! : 電子書籍 収益化の歩み』
- 『Kindle出版✕初心者でも楽しく学べるゴリラ漫才: 無名で実績ゼロのあなたでも月5桁以上の副業収益へとつなげる方法:計10冊出版して見えてきた印税を伸ばす具体的な戦略と稼ぐノウハウ Kindle出版ノウハウエンタメシリーズ』
- 『Kindle出版先進国アメリカから見た日本の作家が今やるべき3つのこと: 初心者必見! 電子書籍出版だけじゃない! ペーパーバックも活用しよう! 日本Kindle市場で飛躍したい作家に贈る未来地図』
- 【おわりに】Kindle出版、書くのは大変だが圧倒的ローリスク。そして多分面白い。やりたい。
「おぉ、これが『Kindle出版』の世界か!」と分かる本6冊
【Kindle出版アイデア・ネタ大全 『稼ぐ』テーマ作りに: 初心者も経験者も必ず本のネタが見つかる教科書。普通の人でもベストセラー作家になり副業印税月収約20万円稼ぐ戦略 AIに勝つノウハウ <副業>実践シリーズ 】
書誌情報 | |
著者 | まにゃ |
発行年月日 | 2024年1月12日 |
Kindle出版で30冊出版、うち10冊でAmazonベストセラーを獲得した筆者が、
「本を書きたいがネタがない、アイデアが浮かばない」などの悩みを持つ人に対し、
ネタ作りの方法を伝授している一冊。
・スルスル読めちゃうけど含蓄のある言葉もたくさんある。
バランスの良い文章。
・著者が有名でなくても良い理由に納得。
確かに私も同じ理由で気にしていない。
・自分と「同じような人」の話だから価値がある、書く余地があると思わせてくれた。
・「動く旅行記」の発想は無かったがめっちゃ面白そう。
媒体を組み合わせられるのもKindle出版の良い所だと再認識。
・Kindle出版挑戦へのハードルをガクンと下げてくれる内容だった。足首くらいまで下がってる(※個人の意見です。)。
『副業Kindle出版 1冊でベストセラー7冠の真実: 初心者にオススメの1冊! 印税を確実に増やすための執筆・出版戦略・TwitterやSNSの驚きの使い方を全公開!』
書誌情報 | |
著者 | まえけん |
発行年月日 | 2023年6月17日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 110件 |
Kindle出版で「ベストセラー7冠」を達成した筆者が、
- Kindle出版の手順
- 売れるための戦略
- SNS・オープンチャットの活用法 などについてまとめた一冊。
・文章の構成が整理されていて読みやすい
・複数の媒体を使った戦略を学ぶことができる
本書の中で筆者は
「読んだことをノートに手書きでアウトプットする(※要約)」
と語っているが、それが嘘ではないことがよく分かる。
読者の思考を先読みしているような文章だったため、筆者の著書が売れるのも納得である。
『Kindle出版の時給: 副業の時給。考えたこと、ありますか? キンドル出版戦略大全』
書誌情報 | |
著者 | 浅見 陽輔 |
発行年月日 | 2022年9月10日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 119件 |
Kindle本を10冊以上出版している筆者が、
「Kindle出版の時給はいくらになるのか」
というテーマのもと、初出版から現在までの取り組みを語っている一冊。
・Kindle本を10冊出版するまでの成功・失敗談が詳細に書かれている
・時給換算で具体的な数字を出すことで出版のリアルな収益を知ることができる
特に成功と失敗談は
- 具体的な収益額
- 成功(失敗)した理由の分析
- 成功(失敗)から掴んだ収益を上げるためのコツ
を語っているため、もうKindle出版を始めようと考えているならかなり参考になると思う。
『おじさん本を書く!! : 電子書籍 収益化の歩み』
書誌情報 | |
著者 | モンゴロイド |
発行年月日 | 2021年9月18日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 44件 |
Kindle書籍を複数出版している筆者が、執筆活動をしている目的や継続して活動できる理由などを語った一冊。
Kindle書籍出版に対するモチベーションが上がる
本書からは
「書くことを楽しむ」
スタンスがよく伝わってくるが、特に
「『オリジナリティ』とは、読まれる理由にはなれるけれど、書いてはいけない理由にはなりません。」
という一言が刺さった。
「売れる文章術」とか勉強しているとオリジナリティにどんどん囚われるため、目が覚める。
『Kindle出版✕初心者でも楽しく学べるゴリラ漫才: 無名で実績ゼロのあなたでも月5桁以上の副業収益へとつなげる方法:計10冊出版して見えてきた印税を伸ばす具体的な戦略と稼ぐノウハウ Kindle出版ノウハウエンタメシリーズ』
書誌情報 | |
著者 | ツナギビト |
発行年月日 | 2022年11月5日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 49件 |
Kindle本を10冊出版している筆者が、
- Kindle本執筆のポイント
- Kindle本出版直前にやるべきこと
- Kindle本出版直後にやるべきこと
などについて語っている一冊。
筆者とゴリラとの対話形式というちょっと変わった形をとっており、面白い+分かりやすい内容である。何故ゴリラなのか。
Kindle本出版直前・直後にやるべきことが詳細に分かる
「Wordで書いた原稿をKindle本で読めるようにレイアウトを変える方法」
「SNSで効果的に本の宣伝を行う方法」
など、意外とどこにもない情報を載せていているところが良かった。
Kindle出版の流れが大分イメージできた。
『Kindle出版先進国アメリカから見た日本の作家が今やるべき3つのこと: 初心者必見! 電子書籍出版だけじゃない! ペーパーバックも活用しよう! 日本Kindle市場で飛躍したい作家に贈る未来地図』
書誌情報 | |
著者 | たはら ちよこ |
発行年月日 | 2023年2月22日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 133件 |
アメリカに在住しライターとして活躍する筆者が、
- アメリカでの電子書籍出版の状況
- 日本のKindle作家がやるべきこと
について語っている一冊。
アメリカでの電子書籍出版の状況を知り、日本の電子書籍出版界の今後を予測することができる
多くの人が
「紙の書籍は今後淘汰されていくだろう」
と言う中、筆者はアメリカについて
「電子書籍と紙の書籍の同時出版が主流になるだろう」
と述べていたのが驚きだった。
私ももし本を出版することになったら、電子書籍と紙の書籍(ペーパーパック)の両方を作ろうと思う。
【おわりに】Kindle出版、書くのは大変だが圧倒的ローリスク。そして多分面白い。やりたい。
何万字も文章を書くのは大変だと思うが、初期費用0円(かかっても数千円)で本が出せるってめちゃくちゃハードル下がると思う。
私もブログを書き続けて文章力が少しずつ上がっているため、今回の本を読んで本気でKindle出版に挑戦しようかと考えている。
(ブログの内容と重複すると云々という問題があるらしいので、そこは慎重に考えます。)
ローリスクでできる大きなチャレンジ、ワクワクするねぇ!
【最後に宣伝】
当ブログで紹介している書籍は全て、Amazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」で読んだものです。
(※しかし私が読んだ後、読み放題対象外になってしまうことがあります。
ガッデム!
ただ対象外になった作品が再び読み放題対象になる場合もありました。)。
こちらから登録できます。
↓↓↓
「Kindle Unlimitedのことをもっと詳しく知りたい」と思ったらこちらの記事へ。
コメント