教員疲れた。辞めたい。としんどい思いをしている人に読んでほしい本11冊

※アフィリエイト広告を利用しています。

ビジネス・実用・啓発

朝、大音量の目覚ましで無理やり体を起こす。

今日は月曜日。

また戦いの一週間が始まる。

重たい身体を引きずりながら、身支度を済ませて家を出る。

学校へ向かうが、途中で吐き気を催しはじめる。

それはどんどん酷くなり、たまらずコンビニに車を止める。

持ってきたお茶を飲み、何とか嘔吐はせずに治めることができた。

でも今度は目が潤んでくる。

「違う!……これは泣いているんじゃない!」

自分に言い聞かせる。

でも本当は分かっている。

何も悲しいことなんて起きていないのに、勝手に涙があふれていることを。

もう治まりそうになかった。

電話をかける。

「もしもし……今日なんですが、突然高熱が出てしまいまして……はい、授業はプリント学習で……すみません。よろしくお願いします。」

電話を切る。

そしてすぐに検索し始める。

探したのは、近辺にある……

心療内科だった

こんな過去の私と同じように、

「重りを付けているように体が重たい」

「頭に石が入ったみたいに動かない」

「何も起きていないのに涙が勝手に出てくる」

など、あなたは心身に不調が現れ始めているのではないだろうか。

あくまで自分の経験から言うが、

あなたの調子はあなたが思うより悪い状態にある。

本当に動けなくなる前に、医療機関を受診したり、カウンセリングを受けることをお勧めする。

また、近くに頼れる人がいたら頼った方が良い……とは思うが、

そもそもそんな人がいるならあなたはボロボロになっていたりしないわけで。

誰かを頼れ!と強く言うつもりはない。

私はあなたの近くにいるわけではないので、直接助けることはできない。

しかし読書ブログを書く者として、あなたの助けになりそうな本を紹介することくらいなら可能である。

もし他に縋れるものが無いのであれば、ここで紹介する本を手に取ってみてほしい

-10を-5くらいにはできるから。

また、もし何かを考える気力を取り戻したなら、後半で紹介している「転職」や「仕事術」の本に触れてみてほしい

少しずつあなたの進みたい道が見えてくると思う。

【ちなみに】
当ブログで紹介している書籍は全て、Amazonの電子書籍読み放題サービスKindle Unlimitedで読んだものである(注 私が読んだ後に読み放題対象外になっている書籍もあります。しかし再び読み放題対象になることもあり。)。
↓↓↓

Kindle Unlimited公式ページ

なぜ読み放題作品しか紹介しないのかと言うと、単純にお金が無いからである……。

教員疲れた。辞めたい。としんどい思いをしている人に読んでほしい本11冊

「体が重い。頭が動かない。涙がとまらない。」というあなたに勧める5冊

『学校がしんどい先生たちへ それでも教員をあきらめたくない私の心を守る働き方』

書誌情報
著者ゆきこ先生
発行年月日2023年2月2日
Amazonレビュー・件数
(記事投稿日時点)
4.3 144件
本の概要

現役の小学校教員だからわかる、日々の悩みや葛藤への処方箋。

人手不足
・学級崩壊
・保護者対応
・仕事量の増加

などからメンタル不調や、退職者が増えているとも言われる教員という仕事。

同じく悩みを抱える先生たちに向けて、学校での体験や自身の経験にもとづくアドバイスを、Instagramで投稿しているゆきこ先生

現役教員である彼女の経験談やアドバイスは、今の状況がしんどいと感じている先生たちの間で、「心が軽くなる」と話題になっている。

Amazon紹介文より引用)

全体の感想

「あ~それ実際聞いたことあるわ~」「それ言われたことあるわ~」のオンパレード。

・「あるある」と共感しながら読める。これは現場を知っている人の文章。

「あなた(筆者)が同僚だったら……」とちょっと悔しくなる。教員時代にかけてほしかった言葉がいくつかありました。

『教員をやめたい人へ。働き方のすすめ:ツラい。シンドい。もう辞めたい』

書誌情報
著者まー先生
発行年月日2022年7月23日
本の概要

教員として働いている人で、

「ツラいな。シンドいな。辞めたいな」

と思ったことある人、今まさに思っている人へ。

決断する前に一度読んでほしい。

別に引き止めようなんてものではない。

ただ、あなたが損をしないように、これからの働き方を提案する

僕は教員としても働いたし、その前は一般企業での勤務経験もある。

この本で、みなさんの考え方をまとめるお手伝いをさせてほしい。

Amazon紹介文より引用)

全体の感想

短っっ!!!気力のない時でも読めるわ。

・これからの具体的な選択肢が1つ増える。

「なんとかなる」と思わせてくれる文章。

『教師のためのセルフケア術:仕事よりも大切なことに気付く 教師の仕事術』

シリーズ書誌情報(2024年3月29日時点)
著者S先生
発行年月日(第1巻)‎ 2021年8月25日
巻数4巻
読み放題対象4巻
Amazonレビュー・件数
(記事投稿日時点)
4.1 12件

この本は「教師の仕事術シリーズ」の第4巻です。

本の概要

本書では私なりにココロとカラダをケアするために意識していることや日々の習慣などを整理したものです。

様々な内容を1冊に入れていますが、全てを実践する必要はありません。
・自分に合いそうなもの。
・やってみたいと思ったもの。
・今の自分に必要そうなもの。

そんな内容が1つでもあれば嬉しいです。

本書を通して、先生方のココロとカラダが少しでも元気になり明日からの力となれば幸いです

Amazon紹介文より引用)

全体の感想

・100ページ程度の文章なので割とすぐ読める。

「しんどい。でも相談できる人がいない。心療内科の予約は2カ月先。」そんな状態をなんとか耐え抜くための一冊。

『元熱血教師のうつをのり越えた向こう側: また笑える日はやって来る うつ症状にならないコツを掴めたhappy life』

書誌情報
著者ヒーリンなおこ
発行年月日2021年6月21日
Amazonレビュー・件数
(記事投稿日時点)
4.2 42件
本の概要

10年間順調に教員生活を送っていたが、突然心身に異常が現れ始めた筆者。

次第にうつ症状が出始め、最悪の選択肢を選ぶ一歩手前まで追い込まれていたが、何と約半年という短期間で回復に成功する。

そんな筆者のリアルな経験談と、うつ状態で苦しむ人・身近に苦しんでいる家族や友人がいる人へのメッセージが綴られた一冊

全体の感想

・手記に基づく1日単位の経験談なんて初めて読んだ。リアルという言葉では言い表せないくらい胸に刺さる内容で、「めっちゃ分かる!」と思うことばかり。

第一章のメッセージだけでも皆読んでほしいなぁ……。少なくとも、最悪の選択肢を選ぶ手前で踏みとどまらせてくれる言葉が詰まっている。

・「こうやって治すしかない」という思い込みを外してくれる内容でもある。筆者の体験の幅広すぎんか??

『生きづらさを抱えた教員って…だめですか?』

「心身のケア」というテーマからは少し外れるが、「教育現場に違和感を感じてなんとなく苦しんでいる」という人にぴったりの本なのでここで紹介する。

書誌情報
著者みい太
発行年月日2024年4月25日
Amazonレビュー・件数
(記事投稿日時点)
5.0 7件
本の概要

HSP、コミュ障、発達性トラウマなど様々な生きづらさを抱えながら、18年間教員を続けた著者の回顧録。

様々な生きづらさに悶え苦しみながら続けた、教師という仕事への思い。

自分の生きづらさが世間一般には理解してもらえない辛さ。

そして、マイノリティであるからこそ、気づく現代の学校教育のゆがみ…。

生きづらさを抱えながら教員になり、死に物狂いで働き続けた中年男の、笑いあり涙ありの物語。

Amazon紹介文より引用)

全体の感想

「これ俺の話してる?」と錯覚するほど共感してしまう一冊だった。教員時代に言いたかったけど言えなかったことを全部代わりに言ってくれた。

”この時間、この子にブラックジャック以上の価値を提供できるのか?”という言葉が心に刺さった。学習指導要領で決まっているからとかではなく、目の前の子に対して何をするべきなのか考えて行動している人だなと感じる。

・筆者は「この人より自分はましだ」と思ってくれれば……と述べているが、「自分がおかしいのかな?」と思って苦しんでいる人が「自分は少数派かもしれないけど間違ってはいない!」と思える、心を軽くしてくれる文章だと思う

「いっそ逃げてしまおうかな……。」と思った時の3冊

『これまで誰も教えてくれなかった教師の起業術:教員から転職するのは難しいと言われる中、起業という提案が教員を辞めたいと考える先生の救いの手に!』

書誌情報
著者戸恒 貴文
発行年月日2021年5月24日
Amazonレビュー・件数
(記事投稿日時点)
3.9 81件
本の概要

教師や公務員は安定していると言われるがゆえに、定年を迎えるまで続けるのが当たり前とされがちです。

しかし、これからの世の中、教員や公務員にとっても

「独立起業」「副業」「自分で稼ぐ」

と言ったキーワードが身近なものになっていくことは十分予想されます

現状、教師や公務員が自分でビジネスに取り組みたいと思っても、

「ノウハウ、スキル、マインド、環境」

といった部分でハードルが高く、あきらめてしまう人が多いです。

そんな状況であっても、ビジネス初心者の教員や公務員が前向きに新しい人生を模索していく手引きとなるように本書を出版しました。

Amazon紹介文より引用)

全体の感想

「こうやって転職計画を立てるのか……」と分かる。
 教員はビジネスとは無縁の存在なので、準備なしに転職するのは難しい。
 「じゃあどうすれば?」という疑問に答えてくれる一冊。

『教員がフリーランスになるための教科書』

書誌情報
著者リク先生
発行年月日2023年9月15日
Amazonレビュー・件数
(記事投稿日時点)
4.2 36件
本の概要

本書は、アフターコロナの中での日本の将来、将来の教員生活への不安を抱いている方へ向けて書いた本です。

「新しいことに挑戦したい!!」

かといって、専門的なスキルがなく、なかなか動き出せない…

もしそうであれば、本書は期待に応えられる内容になってるはずです。

Amazon紹介文より引用)

全体の感想

「教員が向いている仕事はズバリこれ!」という主張が分かりやすい。確かにそれだわ。

『「先生しんどいかも」と、思った時に読んでほしい 転職の思考法』

書誌情報
著者中山 謙
発行年月日2023年12月22日
Amazonレビュー・件数
(記事投稿日時点)
5.0 5件
本の概要

教員3年間勤務した元教員が働き方に悩む先生に送る転職の思考法。

モヤモヤをいますぐ解決できる教員のための一冊です。

この本を読むことで、
「現状の何が嫌なのか明確になる」
「教員からの転職の不安がなくなる」
「自分がこれからどう生きたいのか分かる」
そんな状態になれます。

Amazon紹介文より引用)

全体の感想

「じゃあ自分は?」と常に顧みながら読める一冊。
 具体例の説明から悩みの分類、明確化までの過程が丁寧に書かれている。

・悩みが大きい人ほど没頭して読むことができる。

「少し元気になってきた。教員を諦めたくはない。」と思った時の3冊

『「ミニマリスト」の考えを取り入れた教員の働き方改革』

書誌情報
著者ゆきまつ@ミニマリスト教員
発行年月日2022年10月1日
Amazonレビュー・件数
(記事投稿日時点)
4.3 43件
本の概要

教員の皆さん、忙しい日々を過ごして、仕事に追われていませんか?

本書はミニマリストの考えを取り入れて、効率よく仕事をこなす方法を紹介している一冊です。

Amazon紹介文より引用)

全体の感想

「これは要らん」がよく分かる。とくに紙。教員時代に山のように印刷していた自分は一体……?と呆然となる文章だった。

「これがGoogleドライブやiPadの使い方かァ!」と分かる。若い教員は年上の教員に必ずしも倣う必要はないと思わされた。

『若手教師のための仕事術:業務の効率化』

書誌情報
著者ゆう
発行年月日2023年8月26日
本の概要

現場の先生が業務を効率化し、多忙感を解消することで、

本当に必要なことに時間を使うためにできることを紹介している一冊。

全体の感想

・具体的な時間節約術からモチベーションを保つための心構えの話まで広く展開されている。

『「学校現場」を大きく変えろ!MissionDRIVEN 回転寿司チェーンで売上トップだった転職教師の僕が、ツイッターで学校の「ブラックな働き方」を変えていく話』

書誌情報
著者坂本良晶
発行年月日2019年11月1日
Amazonレビュー・件数
(記事投稿日時点)
4.2 101件
本の概要

教員のブラック労働、教員採用試験の倍率低下、非効率なシステムなどなど。

ツイッターで話題の“さる先生”が、いま多くの問題を抱えている「学校現場」に一石を投じる。

「教育の生産性を上げて、子どもも教師もハッピーに!」というミッションを実現していくために、さる先生が実践している思考法や仕事術も多数公開。

学校業務の効率化を図るテクニックも充実し、これを読めば明日から「定時に帰れる」こと間違いなし

現役教師はもちろん、教師を目指す学生たちにもぜひ一読してほしい一冊。

Amazon紹介文より引用)

全体の感想

回転寿司屋でのアルバイト時代からの成功・失敗を教育現場に応用し、独特の理論が展開されている。独特すぎて賛同できる部分とできない部分の差が激しいが、確実に新しい風を吹かせてくれる一冊だと感じた。

【その他】「もう消えてしまいたい……」と思い始めているならこの本を読んで。

「全然頑張ってないのにしんどい」と感じる人に読んでほしい本

「自分は何も頑張っていないのにしんどい」

「どうしたらもっと頑張れるようになるのか」

と思っている人に読んでほしい、心を楽にしてくれる本を紹介している。

仕事ができなさすぎてつらいあなたに読んでほしい本

なぜこんなにも自分は仕事ができないのか

自分には社会人としての価値がないんじゃないか

と悩んでしまっていないか?

私はあなたのことを知らないが、それは十中八九思い込みである

「しんどい」「やめたい」と思う人はそれだけ責任感を持って仕事をしている

そんな人が仕事ができなくて社会人としての価値がない訳がないのだ。

しかし

「いや、そう言われても信じられない」

と思うこともあるだろう。

そんなあなたの「思い込みの蓋」を外す本を以下の記事で紹介している。

騙されたと思って、一度読んでみてほしい。

【あなたに一言】動けなくなる前に対処することがマジで大事(実体験より)。あと、もっと周りを頼っていいんだよ?

心療内科を受診した私は「不安障害」と診断された。

その時は仕事を休むという話は出なかったため、普通に仕事に戻った。

しかしその後症状は少しずつ悪化し。

休職、復職、退職、就職、休職、復職、休職、退職……と、

負のループを繰り返し、結局今(執筆現在)、職には就いていない。

このように、私はギリギリまで自分を追い詰めてしまった結果、退職後もメンタルの不調を長く引きずることになった。

現在は落ち着いてきているが、月1で心療内科に通い続けている。

(幸い、先生がクッソ良い人なので安心して治療を受けることができています。)

もし今回読んだ本を読んでいたら、メンタルの不調を軽減できたかもしれない。

より早く、転職という決断ができたかもしれない。

定時に帰れるような仕事の仕方を身に付けられたかもしれない。

まぁ過去を嘆いてもしょうがないのだが。

とにかく今回紹介した本によって、同じ思いをする人を一人でも多く減らしたい。

休みたいと思ったら遠慮せずに休んで!

教師という職業に無理にすがる必要はないよ!

ということを知ってもらえたらと思う。

【最後に宣伝】

当ブログで紹介している書籍は全て、Amazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」で読んだものです。

(※しかし私が読んだ後、読み放題対象外になってしまうことがあります。
ガッデム!
ただ対象外になった作品が再び読み放題対象になる場合もありました。)。

こちらから登録できます。
↓↓↓

Kindle Unlimited公式ページ

「Kindle Unlimitedのことをもっと詳しく知りたい」と思ったらこちらの記事へ。

「これで私の疑問・悩みは解決!……したんだけど、まだ足りない。もっと知りたい。」と感じるあなたへ。

どうして「足りない」のか。

どうして「もっと知りたい」のか。

それはズバリ……

眠っていたあなたの「知的好奇心」が目を覚ましたからである

「確かにそうかも!」と思ったならば、以下のページに飛んでみてくれ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました