「妹ヒロインはナシだろ」と言う人が沢山いる。
現実の妹なんてウザいしワガママだしすぐ怒るし。
それがヒロイン？ハッ（鼻で笑う）、という人が割といる。
それに対して私は……
「妹ヒロイン、普通に大アリでは？」と思っている。
ナシ派の人は私を宇宙人を見るかのような顔で見るだろう。
でも実際、私は妹ヒロインに全く抵抗がないのである。
何故こうなったのか（いやそもそも悪いと思っていないが）。
その原因はおそらく、私の幼少期にある。
私には姉がいる。
しかも2人。
どちらも私とは少し年が離れている。
この2人の姉に、幼少期の私は……
めちゃくちゃ可愛がられたのである。
寵愛。溺愛。それはもう大層。
ケンカをするなんてあり得ないし、冷たくされたこともない（今に至るまで殆どない。）。
だから。
女きょうだいに対して、マイナスイメージが付かない、というかできないのだ。
友人が「最近妹がウザくてさ～」などと言っても、
イモウトガウザイ……？
と、若干頭がバグるのである。
「いやいやそんな訳」と思うかもしれないが、ガチなんだよねぇコレが。
話が長くなってしまった。すまない。
まぁそういう理由で、妹ヒロインを否定する気持ちが微塵も湧かないのである。
故に私は、妹ヒロインが登場する物語を読み耽る。
「勝てよこの戦い！」と心の中で応援しながら。
ここに来たあなたは、妹ヒロインが勝利を掴む物語を読みたいのだろう？
だからまずは、本の紹介文だけでも読んでみてくれ。
【ちなみに】
当ブログで紹介している書籍は全て、Amazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」で読んだものである（注 私が読んだ後に読み放題対象外になっている書籍もあります。しかし再び読み放題対象になることもあり。）。
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「やっぱ妹ヒロインこそ至高よ！」と思わせてくれるラノベ3冊
『じつは義妹でした。 ～最近できた義理の弟の距離感がやたら近いわけ～』
| 書誌情報（2024年5月20日時点） | |
| 著者 | 白井 ムク |
| 発行年月日 | 2021年11月20日 |
| 巻数 | 7巻 |
| 読み放題対象 | 1巻 |
| Amazonレビュー・件数 （記事投稿日時点） | 507件 |
作品概要
「ーー晶さんは、弟じゃなくて、妹だったんですか……？」
父が再婚し、『きょうだい』ができることになった涼太。
始めは距離を取られていた涼太だったが、徐々に心を開かせることに成功する。
しかし涼太は重大な勘違いをしていた。
新しくできた『きょうだい』は…「弟」ではなく「妹」だったのだ。
・義妹ものはやっぱりイイネェッ！！！
「血は繋がってないんだから」を免罪符に（実際罪はない）あれやこれやし始める、これを求めているんだよ！！
※晶はそんなことしません。
・各章の最後にある晶の日記パートで悶絶する。
最高に女の子してるやん……
・ライバルっぽい子も良い子で悩ましい。
晶に勝ってほしいのは勿論だが、この子も別ルートで幸せになってほしいんだッッ！！
心に刺さった言葉
「じゃあーー」
晶はなぜか少し頬を赤らめ、にこりと笑った。
「ーー今以上に僕との距離が近くなれば逆に意識しなくなるよね？」
晶が義妹だと知り、今まで通りの距離を保つのは難しいという涼太に対する晶の一言。
もう堕ちてるやん…
気付くの遅すぎるんよ、涼太。
そりゃああれだけのことされたら、晶も変わっちゃうよね。
行け晶！押し倒せ！
以上、心の声でした。
『エロマンガ先生』
| シリーズ書誌情報（2024年3月28日時点） | |
| 著者 | 伏見つかさ |
| 発行年月日 | 2013年12月10日 |
| 巻数 | 13巻 |
| 読み放題対象 | 13巻 |
| Amazonレビュー・件数 （記事投稿日時点） | 405件 |
作品概要
「こいつ、俺の妹じゃね？」
高一にしてプロのライトノベル作家、和泉政宗。
彼には引きこもりの妹・紗霧がいた。
彼女を何とか部屋から出して顔を見るため奮闘するが成果が出ない日々。
そんなある日、政宗は自分のサインを馬鹿にした担当イラストレーター・「エロマンガ先生」の配信を観ることにしたのだが…
・『俺妹』の作者ということはツンツン妹……で間違いはないのだが。
・かわいい＞＞＞＞＞ツンだった。
まずビジュアルが可愛い。
怒り方も「ぷんすか」みたいな効果音が付いていそうでなお可愛い。
・ひたすらにもどかしい。
姉とケンカしたことがない私には分からないが、素直になれないもんなのかな？
心に刺さった言葉
「遊びでやってるわたしが、仕事でやってるやつなんかに負けるわけないでしょう？」
政宗のライバル作家・山田エルフの一言。
「何言ってるんだ」と思うか？
私は100%肯定する訳ではないが、かなり説得力を持った言葉ではあると感じた。
私は今こうしてブログを書いているが、半分は生活のため、もう半分は
「文章を書くことが楽しい」という遊び感覚から書いている。
この遊び感覚があるからなのか、モチベーションが落ちたことはない（まだ2カ月だが）。
この「仕事」と「遊び」のバランス感覚を崩さずにブログ運営を続けていきたいと思った一言でした。
『妹がいる風景: 猫カレーฅ ^•ω•^ ฅ短編集』
| 書誌情報 | |
| 著者 | 猫カレーฅ ^•ω•^ ฅ |
| 発行年月日 | 2023年3月11日 |
| Amazonレビュー・件数 （記事投稿日時点） | 38件 |
作品概要
「宗昭、私は彼氏がほしいのだ！」
唐突に「彼氏がほしい」と言い出した幼馴染・水無月 歴。
宗昭は歴にどんな人と付き合いたいか聞き、その条件は全て自分にあてはまるとアピールする。
それでも「宗昭はない」と言う歴に対して、宗昭が取った行動は…
（第1話 「幼馴染が『彼氏が欲しい』と俺に相談してきたので返り討ちにしてやった」）
・妹のアラカルト助かる。全部美味しい。
・甘々ニヤニヤ展開助かる。
微笑ましい系の甘々物語といえば猫カレー先生よ。
・ショートアニメ化してほしい。3分のやつ。
想像しただけで元気でるわ～。
心に刺さった言葉
誰のせいだと思ってやがる！ 一言文句言ってやる！
「ごめんなさい……」
第1話。
宗昭に怒っていたはずの歴、でも本当は…
めっっっっっっちゃよしよししてあげてぇぇぇ！！
またここイラストが付いているのだが、文中の歴のイメージと（良い意味で）全然違ってびっくり。
可愛い。
【おわりに】やっぱアリだと思うんだよな、妹ヒロイン。
ナシ派を無理に脅迫して「アリって言えよ」と言うつもりはないが。
育った環境の影響が強いのだろう。
自分がナシ派になることはない。
姉には感謝している。
大事に扱ってくれたお陰で、少しでも幅広いジャンルの物語が楽しめるのだから。
【最後に宣伝】
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（※しかし私が読んだ後、読み放題対象外になってしまうことがあります。
ガッデム！
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