スローライフとは一体何か。
のんびり地面を耕し、作物を育てる生活?
それは全く「スロー」じゃない。某農業系アイドルの番組を見たら分かる。
大金を手に入れて、ひたすらベッドの上でゴロゴロする生活?
それはスローライフと言えなくもないが、理想の生活なのか?多分1ヶ月で病むぞ。
そうして延々と考えた結果、一つの結論に達した。
スローライフとは、
「のんびり悠々と生活すること」ではなく、
「何かをひたすら地道にやり続ける生活」ではないかと。
真偽は分からない。違うだろと言われても反論できない。
しかし。
そう考えた方が、なんだか人間らしいなと、私は思うのだ。
あなたの思うスローライフとはどんなもの?
今回紹介する本を通して、考えてみると良い。
【ちなみに】
当ブログで紹介している書籍は全て、Amazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」で読んだものである(注 私が読んだ後に読み放題対象外になっている書籍もあります。しかし再び読み放題対象になることもあり。)。
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なぜ読み放題作品しか紹介しないのかと言うと、単純にお金が無いからである……。
「これが理想のスローライフ物語よ!」と満足できるラノベ4冊
『異世界のんびり農家』
書誌情報(2024年7月7日時点) | |
著者 | 内藤 騎之介 |
発行年月日 | 2017年10月30日 |
巻数 | 17巻 |
読み放題対象 | 1巻 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 1,046件 |
「はい。俺は農業がしたいです」
ブラック企業で体を酷使し、長い病院暮らしの末逝去した火楽(ひらく)。
死後神様と対面し、異世界転移を提案される。
いくつか願いを叶えると言われた火楽が望んだものは、「病気にならない体」「人の少ない場所」、そして……「農業をすること」だった。
・これが見たかったスローライフだよ!
・チート道具はあるがめっちゃ地道な開拓がリアルで良い。ラノベ版マインクラフト。
・ソロキャンプをやる時と同じワクワクを感じる。手間がかかるのが良いんだよ。
・さりげなくハーレムものでもあるのが贅沢。
何かするっとやることやってやがる。
『異世界商人 スキル〈異世界渡航〉を駆使して、悠々自適なお金持ちスローライフを送ります』
書誌情報(2024年6月3日時点) | |
著者 | 青葉 |
発行年月日 | 2023年12月28日 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 256件 |
「どうしよう、俺、戸籍が無いじゃん」
異世界に転生した主人公「アレン」は、ある日自分だけが使えるユニークスキル〈異世界渡航(ムーンゲート)〉が宿っていることに気づく。
その力を使って、アレンは日本と異世界を行き来して、娯楽に飢える異世界人や転移者・転生者を相手に、様々なのものを売って儲けていく。
そのうちに、大企業のご令嬢や異世界の王国の王女様と知り合いになったり、エルフの奴隷を手に入れたりと異世界を満喫していく……!!
(Amazon紹介文より引用)
・設定の作りこみがめちゃくちゃ細かい。
設定資料集を読みたいと思った珍しいラノベ。
・「複数の異世界+日本を行き来できる」「転生者と転移者がいる」という設定が独自の面白さを作っている。
・魔法の異世界、技術の日本を上手く利用する主人公の駆け引きが気持ちいい。
筆者まじで頭いい。
『役目を果たした日陰の勇者は、辺境で自由に生きていきます』
書誌情報(2024年5月29日時点) | |
著者 | 丘野優 |
発行年月日 | 2023年9月22日 |
巻数 | 2巻 |
読み放題対象 | 1巻 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 605件 |
「クレイ・アーズ。お前の言う通り、何者でもない……ただの平民だ」
激闘を制し、魔王を倒したのは勇者…ではなく、パーティの一員である平民・クレイだった。
しかしクレイは功績を勇者である王子・ユークに譲り、辺獄開拓の旅に出る。
そしてパーティの他のメンバーもそれぞれの道に進み、新たな生活が始まるが…
・『葬送のフリーレン』が好きな人は絶対好きになる。
「その後の物語」特有のゆったりさ。
・人物や環境の設定、心理描写がめちゃくちゃ丁寧でじっくり読める。
しがらみに囚われてなかなか理想の場所に辿り着けないリアルさが良い。
・長編化してほしい作品。
『国に裏切られてもう疲れたので、片田舎で王女様と幸せいっぱいなスローライフを送る事にした。』
書誌情報(2024年6月2日時点) | |
著者 | 九条 蓮 |
発行年月日 | 2023年8月1日 |
巻数 | 4巻 |
読み放題対象 | 4巻 |
Amazonレビュー・件数 (記事投稿日時点) | 86件 |
「それなら……私をどこか遠くへ連れ去ってくれませんか?」
ある理由から王城を脱出した聖王女・アリシア。
その途上、瀕死の傷を負って倒れている剣士・ジャイロを発見し治療する。
恩返しがしたいと言ったジャイロに対し、アリシアは「自分を連れ去る」ことを提案する。
こうして、居場所をなくした二人の逃避行が始まる…
・逃避行なので前半はかなりハラハラする。
あくまでスローライフを「目指す」物語。
・しかしその中で二人が惹かれ合うところにニヤニヤする。
逃避行って駆け落ちみたいなもんだから(適当)。
【おわりに】マイペースに、でもやり続けることが幸せ。多分それがスローライフ。
何かを手に入れるために日々頑張るわけだが、完全に手に入れてしまったら途端に人生がつまらなくなる。
だから少しずつ、「スロー」に、何かをやり続ける方が幸せなのではないかと、本を読んで思った。
私は執筆現在職に就いていないため、じっくりと「理想のスローライフ」実現に向けて動こうと考えている。
【最後に宣伝】
当ブログで紹介している書籍は全て、Amazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」で読んだものです。
(※しかし私が読んだ後、読み放題対象外になってしまうことがあります。
ガッデム!
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